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TOPICS & EVENTS

10.11

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2022

【関ゼミ】三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社の丸川正吾副主任研究員を講師にコミュニケーションワークショップを行いました。

関ゼミでは2回生向けに10月3日(月)に三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社副主任研究員の丸川正吾さんを講師にお招きしてコミュニケーションワークショップを行いました。221011sekizemi 1

「自分の興味の深め方・伝え方」というテーマのもとで行われた本ワークショップは1分間の黙想から始まりました。この黙想によってより集中しやすい環境が整えられたと同時に1分という時間の長さを改めて実感しました。その後、二人組を作って1名だけがスクリーンに写っている図を見ることができ、もう1名の図を見ていない人に言葉のみで説明し、図を紙に描いてもらうコミュニケーションゲームが行われました。このゲームでは、正方形や丸など共通認識が成立している形で表現された図を説明することは容易でしたが、より複雑な形を描く曲線などで表現された図の場合には成功したチームはなく、言葉だけで抽象的な事柄を説明するということがどれだけ難しいかを改めて感じました。

その後、丸川さん自身について紹介も兼ねたプレゼンが行われました。こうして講師である丸川さんについて知った後、クラスを2分割にしてそれぞれの自己紹介が行われました。この自己紹介では一人一枚ずつ接続詞が書いてあるカードを引き、そのカードに書かれている言葉を使いながら自己紹介を行いました。予め考えている内容だけでは出てこないアドリブやみんなの考えていることが伝わってくるとても良い自己紹介となりました。221011sekizemi 2221011sekizemi 3221011sekizemi 4

これらのワークを経て最終的に自分を説明する肩書きを一つ名付けて1分間の発表が行われました。考えている段階では悩む姿も見受けられましたが、一人一人個性のある1分間の発表が行われ、他のゼミ生がどのような人なのか少し理解が深まりました。

まだ2期生が集まるのは3回目であり、まだまだ知らない部分の方が多い私たちにとって今回のワークショップはお互いのことを知る良い機会となりました。

文責:関ゼミ二回生 山田帆乃果

 

教員からのメッセージ:講師の丸川さんは、よりよい地域を市民と自治体が共に目指す「関係性づくり」について研究・実践をされています。新たな対話の手法(グラフィック・ファシリテーション)や考え方(SDGs等)を取り入れながら、自治体の市民参画や協働の取組をサポートするプロフェッショナルです。今回は、そんなプロの手を借りて、ゼミ生同士の「関係づくり」のお手伝いをお願いしました。教員としても非常に学びの多いワークショップとなりました。グループで研究を進める関ゼミでは、ゼミ生同士の対話を大事にしています。コロナ禍で希薄になってしまった横や縦、ななめのつながりを、卒業までにしっかり紡いでいってほしいと願っています。

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