メントレ第3弾「学びとES編 -大切な秋の過ごし方-」が開催されました！

経済学部では、3回生を対象に学部独自の就職活動応援企画（通称「メントレ」）を、本学キャリアセンターと連携し、毎年実施しています。

　「なぜ学ぶのかを考えることは、自分を考えることであり、それはなぜ働くのかにつながる」をコンセプトとした本企画は、経済学部の教員・職員・同窓会・OB/OGが3回生の就職活動を支援することを目的に2013年度より始まり、今年で9年目を迎えました。

　春セメスター中にZoom上で実施された2021年度メントレ第1弾「学びと就職活動編」、そして第2弾「学びと自己分析編」に引き続き、今回は第3弾「学びとES編 -大切な秋の過ごし方-」をテーマに開催されました。

　当日は本学副学部長の青木先生より開催の挨拶があったのち、まず大野敦先生から「ES（エントリーシート）の書き方・ブラッシュアップの方法」のお話がありました。ここでは、「研究論文を書くプロセスで培った能力は、就職活動でESを書く能力に直結する」ということをメッセージ／テーマの主軸に据えつつ、具体的なステップが示され、また陥りやすい誤りとその対処方法の紹介・解説もありました。本番のESのみならず、既にシーズンを迎えている各種インターンシップに参加するためのESを書くにあたっても、非常に有益で大きな指針となったことだと思います。

　その後、現在４回生の鄭　泰仙さんより「大切な秋の過ごし方」と題して、これから就職活動へと本格的に向かう現３回生に向け、自身がどのようにこの１年間を過ごしてきたのかを語ってもらいました。どのタイミングで何を経験し、何を思い、考え、行動したのか、実感の込められた言葉や振り返りによって洗練されたメッセージに、参加者の３回生としては得られるところが多くあったのではないでしょうか。エントリーシートにしても、面接での対応にしても、「人に見せるって大事」。本当にそのとおりですね。様々なひとに、まず見てもらうことでフィードバックをもらい、自分の意図したことが伝えられているのか、さらにそれは説得力を持つのか、何度も再考を重ねましょう。

　最後は、大野先生、鄭さんに佐藤隆先生も加わって、参加者の３回生から寄せられた様々な質問に答えるトークコーナーとなり、盛況のうちに終会となりました。

　今年も経済学部は、みなさんのキャリア形成を全力で応援していきます！