ロンドンフィールドワークプログラムを終えて

　3月1日から３月１８日の約二週間、経済学部独自の海外教育プログラム「アカデミックプログラム」で、経済学部の１回生～２回生の７名がイギリス・ロンドンに留学をしました。
　現地では各自がホームステイを行い、語学研修と日系企業訪問を行いました。語学学校の授業ではさまざまな国から来た人々とディスカッションを通じて多様な文化や考え方に触れることが出来ました。会話がすぐに脱線する、他人の発言を遮って次々と自身の意見を発表するなど、日本の授業とは異なる海外の「自由」な授業スタイルに戸惑いながらも楽しむことが出来ました。
　日系企業訪問では、知識が乏しい１回生ながらイギリスでのビジネス戦略や昨今の企業が必要とする持続可能性について学びました。海外で活躍している方の物事の捉え方・考え方も聞くことができ、有益な企業訪問になりました。

　休日には大英博物館やビッグ・ベンなどの有名な観光名所を訪れたり、パブに入って食事やお酒を楽しんだりしました。ロンドンは自然も豊かで、大きな公園が数多くあり、リラックスした時間を過ごすことが出来ました。
　私は今回が初めての海外留学であり、渡航前は不安で仕方がありませんでした。特に、今回はホームステイだったため上手くホストファミリーとコミュニケーションができるか、現地の生活や文化に適応できるか心配でした。ホストファミリーは快く私を受け入れてくれました。会話中に単語や言い換えを考えるために言葉が詰まってしまった時も、私が言いたいことを一生懸命理解しようとしてくれました。不安要素だったシャワーや食事は気になることはありませんでした。おかげで快適に過ごすことができ、ホストファミリーとも仲良くなることが出来ました。多くの場面で人と交流する機会があり、今回のフィールドワークを非常に意義深いものにできたと思います。

　今回のプログラムを通じて私は何事にも挑戦していく積極性を学びました。短い期間でしたが、非常に充実した留学にすることが出来ました。１回生という早い段階で手にした大きな学びは将来の選択をするうえで必ず重要な役割を果たしてくれると考えます。まだまだ先の長い大学生活で今回得た経験を基盤とし、自身を磨いていこうと思います。もし留学に行くか迷っている人がいるならば、早いうちに行動し、自身の成長の基礎を獲得してほしいと思います。

（文責　経済学部１回生　月原悠貴）　※2024年3月時点