TOPICS & EVENTS
日系・現地石油開発会社インターンシッププログラムに参加しました
8月7日から8月17日の11日間、経済学部独自の海外インターンシッププログラムに経済学部の2回生3名と3回生の2名が参加しました。
インターンシップでは、アラブ首長国連邦にある日系・現地石油開発会社を訪問し、オフィス見学や部署紹介をしていただきました。他にも中東で日本食ビジネスを手掛ける会社や日本大使館、日系の石油関連会社の訪問、パイプを製造する工場の見学なども行いました。これらの会社訪問や工場見学で得た情報を活かし、インターンシップ最終日では現地社員の方々の前で「将来の石油産業の動向や今後の石油会社がどうあるべきか」をテーマに英語で発表をしました。限られた時間の中で発表の準備をすることは大変でしたが、プログラムに参加したメンバーと何度も話し合いをしてプレゼンテーションの練習を行ったため、発表を終えた際には達成感を感じました。また、アラブ首長国連邦(UAE)の人口のうち自国民は1割程度しかおらず外国出身の人が9割を占めています。そのため、UAE国民や日本人だけでなくインドやパキスタンなどから来た社員の方々とも交流をすることができました。
休日ではドバイ観光や砂漠ツアーにも参加し、UAEの風景や食事などを楽しみました。世界で最も高い建物であるブルジュ・ハリファの展望台からドバイの街並みを一望したり、砂漠ツアーではラクダに乗ったりと、UAEならではの体験をすることができました。
このプログラムを通して、石油産業に対する知識を身につけるだけでなく、中東の食事や宗教観といった異文化の理解を深めることができました。アブダビは気候や言語、食文化、宗教など日本と異なる部分が多く、渡航前は不安な点も多くありましたが、様々な体験を通して一生残る思い出となりました。また、言語や文化、経済など様々な観点から新しい事を吸収することができたと同時に、多角的な視野を持つことの大切さを学ぶことができた貴重な経験となりました。
文責:経済学部3回生 峯 彩花