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ロンドン海外フィールドワークプログラムにおける事前研修
先日12月17日に、海外フィールドワークプログラム(英国)の第2回事前講義が行われました。今回の授業では、担当の中井美和先生より海外渡航に関する注意事項と企業研究についての講義があり、さらに立命館英国事務所所長の坂本純子さんをお迎えして、特別講演をしていただきました。具体的には、プログラムの主要行事となる企業訪問と訪問先の紹介、毎日通うこととなる語学学校についてのお話、そして、ホームステイ生活について伺いました。坂本さんの提案で、一人ずつ英語で自己紹介をすることになったのですが、多くの参加者が苦戦していました。現地の語学学校でもこのような機会があるだろうとの話だったので、練習してどれほど上達するか楽しみになりました。
長くロンドンに在住している坂本さんからは、日本との治安の違いについてもお話いただき、カバンやスマートフォンなどのスリが観光地に限らず、都市全体で横行しているとのことでした。講義後の情報交換会でも前年度に参加した先輩方もスリの被害に遭いかけたお話もあり、また、今までのプログラム参加者には実際に被害に遭った方もいらっしゃるようなので、渡航前に有益な情報をいただくことができました。(坂本所長によるご講演の様子)
また、講義後には前年度のプログラム参加者5名、過去に本プログラムを担当された島田幸司先生、佐藤隆先生もお招きし、合計21名で情報交換会が行われました。先輩方にロンドン滞在時の過ごし方やホームステイ先での出来事、お財布事情など様々なお話を伺い、和気あいあいとした空気で食事を楽しみました。この会で初めて話す参加者もいましたが、美味しい食事や先輩たちとの会話も弾んだことで、プログラム参加者との距離がぐっと近づきました。
今回の事前講義、情報交換会を通して、留学に対する具体的なイメージを持つことができました。体験談を聞いて事前準備の大切さ、目的意識を持って渡航期間を過ごすことが重要であることなど、多くの学びがありました。私たちの留学は2週間という短期間ではありますが、入念に準備をして充実した留学にしていきたいと思います。お忙しい中、来てくださった坂本さん、体験談を共有してくださった先輩方、島田幸司先生、佐藤隆先生、本当にありがとうございました。(情報交換会の様子@ナデシコ食堂)
文責:経済学部1回生 石田 吏喜
