宇宙地球フロンティア研究科への
期待の声
理化学研究所・
株式会社ランズビュー
大学間や企業との連携が密な関西の地域性を活かし総合的な人材輩出拠点への発展を期待
大竹 淑恵 様
理化学研究所 光量子工学研究センター 中性子ビーム技術開発チーム チームディレクター
株式会社ランズビュー チーフテクニカルアドバイザー(2026年度から代表取締役予定)
※ 所属・役職は取材当時(2026年3月)のものです。
COMPANY PROFILE
会社概要
(株)ランズビューは理化学研究所が開発してきた小型中性子源システムの最先端の研究開発技術をもとにした、2023年4月に創業した理化学研究所発のスタートアップ企業です。事業内容は、中性子線を利用した非破壊計測技術、ならびに現場利用可能なコンパクトな中性子源システムの開発および実用化社会実装、特に現在までは中性子塩分計RANS-μによる全国橋梁点検の計測サービスが主な事業内容となっています。
企業としてどのような価値や魅力を感じますか?
地上での技術が宇宙開発に発展することを主目標とし、科学と技術の研究開発を目指した大学教育が行われるのは、国際社会で広く活躍できる人材の育成そのものであり、大変高い価値と魅力を感じます。宇宙地球フロンティア研究科での教育によって、地に足がつき、かつ夢を持った人材が育つと期待しています。
また、多数の総合大学が集積し、大学間や企業との連携が密な関西の地域性と、さまざまな分野の研究を巻き込める総合大学としての利点を活かし、宇宙開発を核とした総合的な人材輩出拠点に発展することを願っています。
活躍できそうな職種やポジションについて教えてください
・研究員または技術開発を担当する技師
学部生として様々な理学・工学分野の知識や考え方を身につけ、かつ経験を積んだ学生が、自分のベーシックな専門性を生かしながら「宇宙で何ができるのか」を考え、研究科で研究・実験を行なっていくことが、将来につながっていくと考えます。
私たちのチームで活躍するには、宇宙放射線検出に関する知識や、放射線シミュレーション経験を有し、国際社会で通用する教育を受けていることは必須です。現実に縛られない考え方を持つことも大事です。また、宇宙開発では、医学、農業、土木をはじめ地上で展開しているすべての分野に関連するという視点を持つことが重要です。総合大学の利点を活かして専門分野以外の講座を聴講したり、講演会に参加するなどして、できるだけ多くのことに触れ、興味の幅を広げてください。研究・開発に取り組む時、「見たことがある」「聞いたことがある」「触ったことがある」というだけで、ハードルの高さがだいぶ変わります。自分の強みが何かを知ることも大切です。論理の組み立ての際に立ち返れる場所、自分の基礎となるものをしっかり持つことによって、次への展開も可能となります。