宇宙地球フロンティア研究科への
期待の声

株式会社セック

技術的・科学的な総合力と人間力を兼ね備えた人材はシステム開発の即戦力となり得る

松久 孝志 様

株式会社セック
執行役員

※ 所属・役職は取材当時(2026年3月)のものです。

COMPANY PROFILE

会社概要

システムズエンジニアリングと、リアルタイム技術を強みとしたソフトウェア開発会社で、社会インフラや宇宙分野などの「高信頼・高応答性が求められるシステム」を開発しています。
主な事業は以下4分野です。
(1) 社会基盤システム
(2) 宇宙先端システム
(3) モバイルネットワーク
(4) インターネット

宇宙地球フロンティア研究科の人材育成に対して、
企業としてどのような価値や魅力を感じますか?

プロジェクトに参加することで、大学までに学んだ基礎知識が実際の開発の中で活きた理解へと深まると感じます。宇宙開発は困難な作業の連続ですが、さまざまなプロジェクトに関わり、試行錯誤しながらやり遂げた経験には大きな価値があります。技術・科学の総合力に加え、チームでの作業を通じて人間力が磨かれれば、即戦力として大いに活躍できる人材になります。弊社のようなシステムズエンジニアリングを基盤としたシステム開発企業にとって、非常に魅力的な研究科だと感じています。

将来的には、連携して共同研究を行ったり、当社社員が社会人大学院生として入学し、博士号を取得することも可能だと期待しています。

宇宙地球フロンティア研究科を修了した学生が貴社において
活躍できそうな職種やポジションについて教えてください

エンジニアとして活躍できると考えます。
ソフトウェアを開発するエンジニアであっても、ハードやシステム全体を理解していたり、経験したりしていれば、それが強みになります。宇宙やロボットといった先進的な分野のシステム開発を行う場合、課題にぶつかるたびに、必要に応じてさまざまな知識を学んでいくという形にならざるを得ません。ベースの理工学知識に加えて、必要なものを理解してその都度補っていくフレキシブルな適応力があれば、当社のエンジニアとして活躍が期待できるのではないかと思います。

どのような知識や能力がその職種・ポジションで活かせそうでしょうか?具体的なイメージがあれば教えてください。

弊社内で行っている複数のプロジェクトにおいて、これまでの経験をそのまま活かすことができると考えています。その際には、ソフトウェアやシステムに関する専門性を持ちながら、各分野の専門家の知見を集約し、調整やトレードオフを行いながらプロジェクトを前に進めていく能力が重要になります。

例えば、JAXAなど宇宙分野の専門家と対話しながら、「ソフトウェアやシステムの工夫によってここまで実現できます」といった提案を行い、実際のシステムとして形にしていくことが私たちの仕事です。

そのため、専門家と連携しながら物事を推進する力や、異なる分野の知見を統合して最適な解を導く調整力、そして幅広い視点を持った汎用性が求められます。

最後までやり抜く力も求められます。プロジェクトの中で起こるさまざまな問題、状況変化に柔軟に対応し、ゴールまで持っていく実現力を養ってもらいたいと思います。プロジェクトベースの学びを中核とする宇宙地球フロンティア研究科では、実際の課題に向き合いながら、目的を達成するためにどうするべきかを考えながらものを作る経験が積めるので、自主性と、ものごとを成し遂げる力がつくと期待しています。

MESSAGE

宇宙地球フロンティア
研究科を目指す
あなたへのメッセージ

宇宙開発は、機械・電気・情報といった専門分野の知識だけでなく、チームで課題を解決する力や、不確実な状況の中で判断する力が求められる分野です。思い通りにいかないことも多くありますが、その一つひとつを乗り越える経験が、自身の技術力だけでなく人としての成長にもつながります。

宇宙開発では個々の技術やシステムを結び付け、全体として成立する解を考え、試行と改善を重ねながらソリューションを形にしていくことが求められます。こうした複雑な課題を整理し、最適な方向性を見いだしていくためには、実際のプロジェクトを通じて蓄積される経験と、人間の創造力や判断力が欠かせません。

困難な課題に向き合う過程そのものを、ぜひ楽しんでください。