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支援プロジェクトの成果「東邦電気産業株式会社 × EV-Racing 2013」
プロジェクト結果報告
理工系プロジェクト団体EV-Racingは、自ら設計・製作したソーラーカーや電動バイクでレースに優勝することを目的に活動している学生団体です。彼らの今年一番の目標は、世界一の出場台数を誇る「ソーラーカーレース鈴鹿」での上位入賞です。
昨年度に引き続き東邦電気産業株式会社様がご支援くださいました。本学の卒業生である佐伯希彦様が代表取締役を務められておられる東邦電気産業株式会社様は、これまでも本学園に継続的なご支援をいただいています。今年度は、昨年のレースで課題となった電力容量の増加と電力供給の効率を高めるために必要な恒温槽とキャパシタの購入資金をご支援いただきました。
レース直前の最終チェック
みなさまの想いを乗せて疾走中
ご支援の概要
8月2日(金)の予選では、新車体での走行データを多数得ることができました。車体の調整は良好で、最高ラップタイムは5分27秒と昨年を大きく上回り、予選と同じ走行が本番でも実現できれば、目標の40周を超えることも可能な状態でした
表彰台を狙い意気込んで臨んだ3日(土)の本番。好スタートをきり、レース序盤は上位集団に加わりました。しかし、走行中にマシントラブルが発生。ピットインを余儀なくされ、ピットで懸命な復旧を行うも、大幅なタイムロスとなり、周回数26周、総合順位21位という残念な結果となりました。
昨年度に比べ順位を落とす結果となってしまいましたが、最高ラップタイムは5分37秒と優勝したチームに32秒差までに迫り、来年に繋がる成果を残すことができました。この悔しさをバネに来年度はより良い結果を出してくれることを期待しています。
不具合を起こしたタイヤを懸命に整備する部員達
レース直後、次年度への決意をあらたに
Voice

EV-Racing部 部長 矢野 拓也さん(理工学部2回生)
この度は、ご支援・ご協力いただき誠にありがとうございました。今年は、いただきましたご支援によりマシンに改良を加えることができました。マシンの完成度が高かっただけに、結果を残すことができず、悔しい気持ちで一杯です。ご協力いただいた東邦電気産業株式会社様はじめ皆様のご期待に応えられるよう、この悔しさをバネにして、来年こそは上位入賞を果たしたいと思います。