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第2回関西四私大生命科学シンポジウムが開催されました
2014年1月24日(金)関西大学千里山キャンパス100周年記念会館において「第2回関西四私大生命科学シンポジウム~相同と相似 由来の違いを乗り越えながらの私大連携~」が開催されました。本シンポジウムは、関西の私立四大学(立命館大学・同志社大学・関西学院大学・関西大学)の生命科学系学部・研究科が合同で、関西を起点とした日本の生命科学分野の活性化をはかるために、年に一度開催しているものです。
当日は、約100名の高校生・大学生・大学院生・研究者などが参加する中、関西大学化学工学部長・吉田宗弘先生からのご挨拶ならびに特別講演のあと、「大学院教育における連携の可能性」というテーマでパネルディスカッションが行われました。
立命館大学の今中学部長からは、若い頃に培った人的ネットワークが現在も強いつながりを持っていること、四私大の関係において、競い合う関係が自らを強くし全体を強くすることなど、体験談を通じた貴重な話題が提供されました。パネルディスカッション全体としても、四私大の研究科で更に連携を強めて行くことが、ライフサイエンスにおける新しい文化創造のきっかけになる、ということが確認され、盛会のうちに幕を閉じました。
【あいさつ】
生命工学と生物工学、理工系生命化学系における二つの流れ
関西大学化学生命工学部長 吉田宗弘 教授
【特別講演】
蚊の針に学んだ低侵襲採血針における2つの流れ/関西大学システム理工学部 青柳誠司 教授
水産物の摂取と健康/関西大学化学生命工学部 福永健治 教授
産業界から見る、私立大学の意義と役割/㈱リバネス代表取締役COO 髙橋修一郎 氏
【パネルディスカッション】
大学院教育における私大連携の可能性
・パネリスト
立命館大学 生命科学部長 今中忠行 教授
関西大学 化学生命工学部長 吉田宗弘 教授
同志社大学 生命医科学部長 横川隆一 教授
関西学院大学 理工学部生命科学科 今岡進 教授
・ファシリテーター
㈱リバネス代表取締役COO 髙橋修一郎 氏