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2023.3.13

第36回日本放射光学会年会・放射光科学合同シンポジウム(JSR2023)にて、的場 美希さんが学生発表賞を受賞!!

2023年1月7日(土)~9日(月)に立命館大学びわこ・くさつキャンパス(滋賀)にて開催された「第36回日本放射光学会年会・放射光科学合同シンポジウム(JSR2023)」において、博士課程前期課程2回生 的場 美希さん(構造生命科学研究室 研究室所属教員:松村 浩由教授)が、学生発表賞を受賞しました。

 放射光学会年会は、放射光の発生から利用までを対象とする最新の学際的研究を発表、議論する場です。放射光を利用した研究は、物質科学から生物科学まで広い学術範囲を網羅しているため、学生の視野を広げる上でも非常に貴重な研究会です。

【発表タイトル】
人工結合タンパク質を用いた糖鎖切断酵素の立体構造解析

《 受賞コメント 》
 糖鎖切断酵素の立体構造解析に挑戦しています。分子量が大きなタンパク質であるため、構造が不安定であることがネックでした。触媒ドメインのみを調製し、さらに人工結合タンパク質を結合させて安定化することで、立体構造の決定に大きく近づきました。
 この度は、研究成果を学生発表賞に選出を頂き大変光栄に思います。日頃からご指導いただいております松村浩由先生、吉澤拓也先生、共同研究者である高島晶先生、藤田純三先生、難波啓一先生、田中俊一先生、雨坂心人氏および助力いただきました研究室の皆様にお礼申し上げます。今回の受賞を励みとし今後も研究に精進して参ります。

2022 No14的場さん


的場さん、受賞おめでとうございます!

2023.02.28

2023年度研修生・研究生手続要項をアップしました

2023年度研修生・研究生の手続要項は以下のとおりです。

手続要項をよく確認し、出願される場合は、出願期間中に出願してください。

【出願期間】
在籍を希望する期間が春学期・通年の場合
2023 年3 月3 日(金)9:00~2023 年3 月10 日(金)17:00

在籍を希望する期間が秋学期の場合
2023 年9 月4 日(月)9:00~2023 年9 月11 日(月)17:00

【出願方法について】
オンライン出願となります。申請は下記URLから行ってください。

2023.02.10

2022年度秋学期 生命科学研究科修士論文公聴会 開催のお知らせ

2022年度秋学期 生命科学研究科修士論文公聴会を開催いたします。
ご参加をお待ちしております。

詳しくはこちらをご確認ください。

2023.01.13

2022年12月申請 博士学位授与申請論文 公聴会のお知らせ

博士学位(甲号3件)申請論文の公聴会を開催致しますので、
ご参加くださいますようお願い申し上げます。
なお、公聴会に先立ち、「2022年12月申請 博士論文」の
閲覧を希望される方は、生命科学部事務室(リンクスクエア2階)
までお越しください。

開催日時等の詳細はこちらをご覧ください。

2022.12.20

関西電気化学研究会にて作花さんが2022年度関西電気化学奨励賞を受賞!!

20221210日(土)にオンライン形式で開催された2022年第3回関西電気化学研究会にて、前期課程2回生の作花 勇也さん(無機電気化学研究室、指導教員:折笠 有基教授)が2022年度関西電気化学奨励賞を受賞しました。発表内容は「オペランドX線コンピューター断層撮影法による全固体電池シリコン負極の膨張収縮に関する形態学的解析」です。作花さんは、実用化が期待される全固体電池で、材料が変化する様子をX線により観測した結果を報告しました。その定量的な解析手法が電池設計の指針確立に貢献できると期待されます。


 関西電気化学研究会では、関西地区の産・学・官の研究機関が、電気化学に関連する最新の研究内容を発表、議論する場であり、学生が産業界の研究者とも活発な議論ができる貴重な研究会です。


《 受賞コメント 》
 この度は、関西電気化学奨励賞を頂き、大変光栄に思います。同時に、身の引き締まる思いです。受賞に際しまして、日頃からご指導を賜りました、折笠有基先生、鐘承超先生をはじめ、切磋琢磨しながらお互いを高め合っている無機電気化学研究室の皆様に厚く御礼申し上げます。今後とも、表彰の栄誉に恥じぬよう精一杯尽力してまいります。

2022 No12作花さん
作花さん、受賞おめでとうございます!

2022.12.20

11th Asian Conference on Electrochemical Power Sourcesにて櫻井さんがBest Poster Awardsを受賞!!

20221211日(月)~14日(水)にシンガポール国立大学にて開催された11th Asian Conference on Electrochemical Power Sourcesにて、前期課程2回生の櫻井 祐輔さん(無機電気化学研究室、指導教員:折笠 有基教授)がBest Poster Awardsを受賞しました。発表内容は「Three-dimensional analysis of dendrite growth mechanism in Glass Solid Electrolytes using X-ray Computed TomographyXCTを用いたガラス固体電解質内におけるデンドライト成長機構の3次元解析)」です。櫻井さんは、全固体電池での利用が期待される金属負極における反応機構をX線コンピューター断層撮影法(XCT)により解析し、充放電中に金属が成長していく過程を追跡しました。この情報は、将来の金属負極設計に有益なものとなります。


 シンガポール国立大において、対面のみで開催された11th Asian Conference on Electrochemical Power Sourcesでは、アジア地域から約400名の参加者を迎えて、二次電池、燃料電池、キャパシター、太陽電池を代表とする電気化学デバイスに関する講演がなされました。


《 受賞コメント 》
 この度は、自身が取り組んできた研究を国際的な場で発表できる機会に恵まれましたことを誠に嬉しく思います。また、自身の研究成果についてBest Poster Awardsという形で評価して頂いたことを大変光栄に思うとともに、今後の研究活動を続けていく励みになっております。受賞に際しまして、常日頃からご指導ご鞭撻を賜りました、折笠 有基先生をはじめ、共に切磋琢磨しながらお互いを高め合っている無機電気化学研究室の皆様に深く感謝申し上げます。今後も、より一層研究活動に邁進して参ります。

2022 No13櫻井さん1

2022 No13櫻井さん2

櫻井さん、受賞おめでとうございます!

2022.12.16

第12回CSJ化学フェスタ2022にて、杉浦 慎哉さんが優秀ポスター発表賞を受賞!!

20221018日(火)~20日(木)にタワーホール船堀(東京)にて開催された「第12回CSJ化学フェスタ2022」において、博士課程後期課程3回生 杉浦 慎哉さん(超分子創製化学研究室 研究室所属教員:前田 大光教授、羽毛田 洋平講師)が、優秀ポスター発表賞を受賞しました。


最先端の化学と化学技術に関する産学官の交流深耕による化学、化学技術および産業の発展への寄与とイノベーション強化、化学の成果と未来に向けた化学の貢献の社会への発信という趣旨のもと、多彩な企画がわれ、約 2,700 名が参加しました。

企画の一つである『学ポスター発表』では7分野、合計 900 件の発表がわれました。この中から審査を希望するポスター発表に対し、1) 研究に対して発表者が分に寄与していること、2) 質疑応答に優れていること、3) 性が認められ今後の発展が期待できること、の 3 つの観点から審査が行われ、授与されました。

【発表タイトル】
π拡張ピロールを部分交差共役ユニットで架橋した開殻系π電子系の創製

《 受賞コメント 》
われわれの研究室では、機能性π電子系分子の合成と集合化に挑戦しています。今回、塩基性条件下でのプロトン脱離・アニオン化にともないジラジカル性(磁性)を発現する新規π電子系分子を合成しました。この系では、対のカチオンに依存してジラジカル性が変調可能であるという、これまでには見られない興味深い物性が観測されました。

今回、このような研究成果を優秀ポスター発表賞という形で評価していただき、非常に光栄に思います。受賞に際し、ご指導いただいた前田大光教授、羽毛田洋平講師、研究室のメンバーに心より感謝申し上げます。今回の受賞を糧にさらに研究に邁進したいと思います。

2022 No10杉浦さん

杉浦 慎哉さん、受賞おめでとうございます!!

学会の詳細については、下記URLを参照ください。
https://www.csj.jp/festa/2022/
https://www.csj.jp/festa/2022/document/award.pdf


2022.12.12

生物工学科 松村 浩由教授が2022年度日本結晶学会学会賞「学術賞」を受賞!!

生物工学科 松村 浩由教授(構造生命科学研究室)が、2022年度日本結晶学会学会賞「学術賞」を受賞しました。20221126()1127()に、関西学院大学西宮上ケ原キャンパスで開催された「2022年度日本結晶学会年会」において、受賞講演も行われました。

日本結晶学会は、70年以上の歴史を有する学会で、物理学・鉱物学・化学・生物学など、専門が多岐にわたる研究者が会員として活躍されています。本賞は「学術性、独創性、指導性に優れた会員」に授与されるもので、松村浩由教授のこれまでの基礎的な「光合成における炭素同化反応の構造生物学的研究」が高く評価され、今回の受賞となりました。

【受賞タイトル】
「光合成における炭素同化反応の構造生物学的研究」

2022年12月受賞(松村先生)

受賞おめでとうございます!


学会に関する詳細は、こちらをご確認ください。
https://crsj.jp/news/2022/221028award.html

2022.12.09

生命科学研究科博士後期課程2回生・藤田大樹さんが日本生化学会大会にて若手優秀発表賞を受賞しました!!

2022119日(水)〜1111日(金)に名古屋国際会議場で開催された「第95回日本生化学会大会」において、博士後期課程2回生の藤田大樹さん(所属研究室:応用分子微生物学研究室 指導教員:三原久明教授)が若手優秀発表賞を受賞しました。本学会は1925年(大正14年)に創立された歴史と格式のある学会で、生化学を中心に多岐に渡る生命科学に関する研究交流の場となっています。今回、藤田さんは、細菌の新たな硫黄呼吸機構を見出し、優秀な研究成果として評価され本賞に選ばれました!

《 発表演題 》
Geobacter sulfurreducensの硫黄還元に関わる外膜ポリン-硫黄転移酵素複合体」

〇藤田大樹1Mst. Ishrat Jahan1、石戸雄大1、伊豆由記子1、井上真男1, 2、青野陸1、三原久明1
1立命館大学 生命科学部, 2立命館大学 R-GIRO

<受賞者コメント>

この度、日本生化学会大会といった権威のある学会にて若手優秀発表賞を賜り、大変光栄です。受賞に際しましてご指導ご鞭撻を賜りました、三原久明先生、青野陸先生、井上真男先生、伊豆由記子研究員をはじめ日々の研究活動をサポートしていただいている方々に感謝申し上げます。また、JST 科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業(NEXTフェローシップ)の支援のもと、本研究発表に至ることができました。今後も努力を重ねて日々研究に邁進し結果を残し続けるとともに、後進の学生達の良き手本となれるよう努めます。

2022 No11藤田さん 
藤田大樹さん、受賞おめでとうございます!

学会に関する詳細は、こちらをご確認ください。
https://www.jbsoc.or.jp


2022.10.25

第16回植物細胞壁研究者ネットワーク定例研究会にて、砂﨑遥香さんが優秀発表賞を受賞!!

20221016()18() に白浜で開催された「第16回植物細胞壁研究者ネットワーク定例研究会」において、博士課程前期課程1回生 砂﨑 遥香さん(バイオエネルギー研究室 指導教員:石水 毅教授)が優秀発表賞を受賞しました。この学会は、毎年、植物細胞壁研究者が一同に会して開催されているもので、この分野の最新研究の成果発表と情報交換が行われました。

■砂﨑 遥香さん

【発表タイトル】ペクチンRG-l:ガラクツロン酸転移酵素の遺伝子同定

≪受賞コメント≫
今回、植物細胞壁研究者ネットワークにおいて優秀発表賞をいただくことができました。とても嬉しく思います。他大学の先生方や学生さんからたくさんアドバイスをいただきましたので今後の研究に活かしてがんばっていきたく思っています。

2022 No8砂崎さん

(砂崎さんは、右から2番目)

受賞、おめでとうございます!!

2022.10.21

生命科学研究科 真田 優介さんが2022年光化学討論会において優秀学生発表賞(ポスター)を受賞しました!!

2022年5月20日~22日、京都大学桂キャンパスで開催された「2022年光化学討論会」において、生命科学研究科 博士課程前期課程2回生の真田 優介さん(光機能物理化学研究室/指導教員:小林 洋一 准教授)が優秀学生発表賞(ポスター)に選ばれました。
この討論会は、物理化学、有機化学、材料化学だけでなく環境科学や生命科学まで包括する幅広い学際領域である光化学に関連する研究者が一堂に会し、最新の研究成果を発表・議論する学会です。


<受賞者コメント>
この度は、優秀学生発表賞(ポスター)を受賞したこと、大変嬉しく思います。ご指導頂いた小林先生、永井先生、岡安博士研究員及び協力して頂いた研究室の皆様に心より感謝いたしております。今後もこれを励みに、研究の更なる発展を目指して、日々研鑽を重ねていきたいと思っております。

2022 No9真田さん

真田 優介さん、受賞おめでとうございます!

2022.09.29

2022年度生命科学研究科 修士論文中間発表会が開催されました

生命科学研究科修士論文中間発表会が、下記日程で開催されました。

本発表会は、生命科学研究科の1回生が修士論文の執筆を見据えて第1セメスターと第2セメスターの中間に行っている取り組みです。各コースで、教員や院生を中心とする参加者との質疑応答や、研究に向けたアドバイスなどのやり取りが積極的に交わされました。

なかでも応用化学コースでは、キャリアセンターの協力により,聴講者として企業関係者の方々に参加していただきました。普段、研究の場で交流する機会の少ない企業関係者と密なディスカッションを行うことができ,発表者である大学院生にとっては緊張感のある,非常に有意義な発表会となりました。また,参加いただいた企業関係者の方々からは「活気がある良い取り組みだった」,「今後も引き続き実施してほしい」などの感想を頂きました。

【実施日程】

応用化学コース  9月16日(金)1000~ / ポスター発表

リンクスクエア2階 生命科学部事務室前スペース

         および、バイオリンク2階 学生実習室3

 

生物工学コース  913日(火)1000~ / ポスター発表

リンクスクエア2階 生命科学部事務室前スペース

 

生命情報学コース 912日(月) / 電子回覧

 

生命医科学コース 916日(金)1000~ / プレゼン形式による口頭発表

フォレストハウス2階 F203

 

【開催風景】
2022年度生命研中間発表2

2022年度生命研中間発表1

2022.09.28

生命科学研究科2回生・植田響輝さんが日本微量元素学会にて最優秀発表賞を受賞しました!!

202298日(木)〜910日(土)に開催された「第33回日本微量元素学会学術集会」において、修士2回生の植田響輝さん(所属研究室:応用分子微生物学研究室 指導教員:三原久明教授)が最優秀発表賞を受賞しました。本学会は医学、薬学、栄養学、農学、理学の広領域から成る学際的な学術集会です。今回、植田さんは、細菌による新たな亜セレン酸還元機構を見出し、大学院生の発表演題も多数ある中、優秀な研究成果として評価され本賞が授与されました!


発表演題
「セレン蓄積土壌由来Cellulomonas属細菌による嫌気的亜セレン酸還元」

〇植田響輝1、坂本曉紀1、牧村康平1、井上真男1,2、青野陸1、戸部隆太1
   N. Tejo Prakash3、三原久明1
   1立命館大・生命科学、2立命館大・R-GIRO3Thapar Inst. Eng. Tech.

<受賞者コメント>
この度は発表者賞を賜りまして、大変光栄に思っております。また,受賞に際しましてご指導ご鞭撻を賜りました、三原久明先生、青野陸先生、井上真男先生をはじめ日々の研究活動をサポートしていただいている方々に感謝申し上げます。今後も先生方のお力添えを頂きながら、さらなる努力を重ねて日々研究に邁進して参ります。改めまして、三原研は最高の研究室です!

 2022 No7植田さん

 2022 No7-1植田さん学会写真

植田響輝さん、受賞おめでとうございます!

学会に関する詳細は、こちらをご確認ください。
https://brte2022.jimdosite.com

2022.09.27

第32回基礎有機化学討論会にて杉浦 慎哉さんが学生ポスター賞を受賞!!

2022920日(火)~22日(木)に京都パルスプラザにて開催された「第32回基礎有機化学討論会」において、博士課程後期課程3回生 杉浦 慎哉さん(超分子創製化学研究室 研究室所属教員:前田 大光教授、羽毛田 洋平講師)が、学生ポスター賞を受賞しました。
この学会では構造有機化学、反応有機化学、ホスト-ゲスト化学、超分子化学を主題とした発表および討論が行われており、杉浦さんは、昨年に引き続き今年度も受賞されました。


【発表タイトル】
π拡張ピロールを部分交差共役ユニットで架橋した開殻系π電子系の創製

《 受賞コメント  》
 われわれの研究室では、ピロールを基盤としたπ電子系分子の合成と集合化に挑戦しています。今回、新たなπ電子系分子を設計・合成し、塩基性条件下でのプロトン脱離・アニオン化にともなうジラジカル性(磁性)発現の可能性が示唆されました。分光測定からアニオン体が近赤外領域に吸収を示すなど、興味深い物性の発現を確認できました。
 今回、このような研究成果を学生ポスター賞という形で評価していただき、非常に光栄に思います。受賞に際し、ご指導いただいた前田大光教授、羽毛田洋平講師、研究室のメンバーに心より感謝申し上げます。今回の受賞を糧にさらに研究に邁進したいと思います。

2022 No6杉浦さん

杉浦 慎哉さん、受賞おめでとうございます!!


学会の詳細については、下記URLを参照ください。
http://oec.kuicr.kyoto-u.ac.jp/~poc2022/