立命館大学 生命科学研究科

2025年3月18日（火）～20日（木）に開催された電気化学会第92回大会にて、前期課程2回生の大浦穂乃花さんと前期課程1回生の花原瑠希也さん（無機電気化学研究室、指導教員：折笠有基教授）が優秀学生講演賞を受賞しました。大浦さんの発表内容は「ダブルハニカム伝導層を持つLaSr₂F₃S₂におけるフッ化物イオン伝導」で、次世代電池として期待されるフッ素キャリアーを用いた二次電池の材料研究について、高速なイオン伝導を新たに見いだしました。花原さんの発表内容は「時間分解蛍光X線分光法によるCeO₂ラジカルクエンチャーの電解質膜への発電中溶解挙動の解析」で、燃料電池の高耐久化を実現するための基礎的な知見を提供しました。

電気化学会は、5200名を超える化学・物理・電池・材料・電気・電子・表面・バイオなど、広範な分野に及ぶ産業界と官学の研究者・学生が会員とする学会であり、第92回大会は東京農工大学小金井キャンパスで開催されました。

 

＜大浦さん 受賞コメント＞

この度は優秀学生講演賞を頂き、光栄に存じます。受賞に際しまして、日頃よりご指導を賜りました折笠有基教授、鐘承超助教、岡崎健一准教授、下田景士准教授をはじめ、日々研究活動をサポートしていただいた無機電気化学研究室の皆様に深く感謝申し上げます。今後も本受賞を励みに、より一層精進してまいります。

＜花原さん 受賞コメント＞

この度は優秀学生講演賞を賜り、誠に光栄に存じます。発表の機会をいただきました電気化学会の皆様に、心より感謝申し上げます。また、平素よりご指導賜っております指導教員の先生方、無機電気化学研究室の皆様、ならびに放射光実験にてご協力いただいた関係者の皆様に、深く御礼申し上げます。本受賞を励みとし、今後とも一層研究に精進してまいります。

大浦さん 花原さん、受賞おめでとうございます！