立命館大学 生命科学研究科

2025年10月22日～24日、タワーホール船堀で開催された第15回CSJ化学フェスタ2025 において、生命科学研究科 後期課程2回生の丸山優斗さん、前期課程2回生の小林大斗さん、1回生の宇野颯人さん、川合陽太さん（超分子創製化学研究室／指導教員：前田大光 教授）が優秀ポスター発表賞を受賞しました。

小林さん発表タイトル
『 イオンペアリングによって磁気的特性が変調可能な荷電π電子系ジラジカル』

受賞コメント
われわれの研究室では、「分子をつくる・世界を変える」を掲げ、電荷を持つπ電子系の化学に取り組んでいます。私の研究では、ジラジカル性を有し、磁性制御可能な分子システムの合成に挑戦しています。このたび、優秀ポスター発表賞という形で評価いただき、大変光栄に思います。受賞にあたり、ご指導いただいた前田大光教授、堀田拓希助教、大阪大学 久保孝史教授、そして研究室のメンバーに心より感謝申し上げます。今回の受賞を糧に、さらに研究に励みたいと思います。

宇野さん発表タイトル
『 ヘテロポルフィリン金属錯体の周辺修飾によるイオンペア集合化』

受賞コメント
われわれの研究室では、電荷を持った新規π電子系の合成と集合化によって、未開拓の機能を持つ分子集合体の創製をめざしています。私の研究では、多様な金属中心や対オニオンに依存して集合化形態が変調可能なヘテロポルフィリン金属錯体を周辺修飾することで、側鎖間の相互作用を活かした分子集合体の創製を目的としています。このたび、自身の研究成果を優秀ポスター発表賞という形で評価していただき、非常に光栄に思います。受賞に際し、ご指導いただいた前田大光教授や堀田拓希助教、研究室のメンバーに心より感謝申し上げます。今回の受賞を糧に、今後もより研究活動へ邁進してまいります。

川合さん発表タイトル
『 動的構造変化を示すアニオン応答性環状π電子系の合成』

受賞コメント
われわれの研究室では、機能性π電子系をもちいた精密な分子設計により従来の人工分子を超える新たな機能性の創出に取り組んでいます。私の研究では、本研究室で研究されているアニオン応答性分子を基盤とし、それらを環状2量体化させることで協同的なアニオン認識能を有する分子の合成に成功しました。このたび、自身の研究内容を優秀ポスター賞という形で評価していただき、非常に光栄に思います。受賞に際し、ご指導いただきました前田大光教授、堀田拓希助教、羽毛田洋平准教授、ならびにこれまで私を支えてくれた研究室のメンバーに心より感謝申し上げます。今回の受賞を糧にさらに研究に邁進していきたいとおもいます。

受賞おめでとうございます！！