立命館大学 教育開発DXピッチ
DX pitch
概要
「立命館大学 教育開発DXピッチ」について
立命館大学教学部および教育・学修支援センターでは、学園ビジョンR2030「挑戦をもっと自由に」を体現し、New Normalにおける教育・授業形態として、デジタルを活用した新しい教育手法開発および実践にチャレンジする教職員を支援します。
本企画を通して、アイデアを実現する過程において出てくる工夫・発想を、教育だけでなく、全学のDX推進への課題や取組に繋げ、育んでいくことを支援していきます。
アイデアは、学内の教職員から広く募集し、審査(書類選考及びピッチ)により支援対象を決定します。
募集要項
スケジュール
オンライン説明会
2022年3月9日に実施したオンライン説明会の模様は、Youtubeにて公開しています。
第1次審査(書類審査)について
結果発表
このたびは、多数のご応募ありがとうございました。
厳正なる審査の結果、以下の5件が第2次審査(教育開発DXピッチ)に進むことになりました。
グループ名 | アイデア名 | アイデア概要 |
---|---|---|
教養教育センター | 数理・データサイエンス・AI 教育プログラム「データサイエンス+R プログラム(応⽤基礎)」教育システム開発―R2030 チャレンジ・デザイン「DX を通じた共通教育の⾼度化策」実現にむけてー | 「DX を通じた共通教育の⾼度化策」実現に向けて、メディア授業を受講する多様な学⽣にAI を活⽤した個別最適化された授業提供を⽬指し、以下の教育システムを開発・運⽤する。 ① 学⽣が最適な授業内容を⾒出す「⾃⼰診断システム」開発 ②AI を活⽤した24 時間対応可能な「質疑応答⽀援システム」開発 ③ PBL 等演習課題に対して学⽣が⾃⾝の到達度を診断できる「評価システム」開発 ④ ①~③を効果的・総合的に実施できる教育システム構築 将来的には8,000 名規模の学⽣に提供でき、学部等でも活⽤できる汎⽤性の⾼い教育システム構築を⽬指す。 |
プロジェクト発信型英語プログラム | R2030を見据えたPBL型次世代英語教育プラットフォームの構築:多様な発信サポートとAI/VR・機械翻訳活用のプロトタイプとして | プロジェクト発信型英語プログラムが実施されている4学部の学部生・大学院生約5,000名を対象に、チューターによる学部横断型のオンライン授業支援システムを整備するとともに、英語論文や国際学会発表のための研究科横断型の発信サポート体制を構築する。さらには、ニューラル型機械翻訳やVR/ARを正課授業や研究成果の発信に積極活用しその効果を検証することで次世代研究大学にふさわしい英語教育のプロトタイプを示す。 |
Ritsumeikan Writing Support Group | レポートを中⼼としたAI フィードバックシステム「Ri:write」の開発と新たな成⻑環境の構築 | コロナ禍における各種学内調査から重要視されている「フィードバック」に焦点を当て、主にレポートに対し、⽇本語表現、⽂と⽂の接続関係、問の短⽂の連続(問のPrompts)等の⼿法にて「フィードバック」を⾏うAI「Ri:wirte」(AI の仮称)を開発する。さらに、中⻑期的には、AI 開発⾃体の運営を教育と捉え、「学習する」をキーワードに、AI ⾃⾝、活⽤する学⽣⾃⾝、管理する教職員や学⽣・院⽣⾃⾝が協同的に関わり、ライティングを軸とする「学習開発」を通して成⻑を⽣み出す環境の構築を⽬指す。 |
「学⽣の⾃分探しを応援する探究型AI コンシェルジュ」構想グループ | 学⽣の⾃分探しを応援する探究型AI コンシェルジュ | 社会情勢が⽬まぐるしく変化し、将来の予測が困難である現代においては、⾃⼰理解とそれを昇華した強みをもつことが重要である。そのため⼤学は、学⽣が⾃⼰理解を深めるとともに、それに即した学びができる環境を整えることが課題である。 |
oVice 教育実践研究会 | oVice を用いたゲーミング技法のアプリ及び仮想教室ver.2.0 の環境開発 | オンライン/ハイブリッド・ゲーミングの新たなツールとしての、oVice をもとにしたアプリを開発する。具体的にはoVice では見いだせる「落としどころ」を探れる双方向コミュニケーション空間である仮想教室ver.2.0 を構築し、アクティブ・ラーニングとしてのゲーミング・シミュレーションの質を大幅に向上させることを目標としている。また、アプリ開発については株式会社oVice に打診を行い、加えて実証等に当たっては、学内外の専門家や実業家の協力を得て、仮想教室ver.2.0 の豊かな学びを持続的に提供する。 |
この5件のアイデアの中から、次の教育開発DXピッチ審査により、最大3件が選ばれます。
選ばれたアイデアは実現に向けて、教育・学修支援センターがサポートしていきます。
5月28日(土)の教育開発DXピッチの様子は、オンラインで配信いたしますので、ぜひ、ご視聴ください。
第2次審査(ピッチ審査)について
教育開発DXピッチのご案内
ピッチイベントは、オンラインで配信します。学内・学外問わず、ご視聴いただくことが可能です。
視聴方法は、以下「オンライン視聴の方法」をご確認ください。
日時:2022年5月28日(土)14:00~16:30(予定)
当日のプログラム
「教育開発DXピッチ」のプログラムは以下の通りです。
なお、時間は予定となっております。当日の進行状況により多少前後する場合がございます。
時間(予定) | プログラム |
---|---|
14:00
|
開会挨拶・審査員紹介 |
14:20
|
出場5チームによるピッチ発表、審査 ※1チームの持ち時間は発表5分、質疑応答5分です。 ※発表の順番はプログラムの中で発表します。 |
15:45
|
結果発表・表彰 |
16:05
|
閉会挨拶 |
オンライン視聴の方法
Youtubeにてライブ配信を行います。以下URLよりご視聴ください。
結果発表
■最優秀賞
Ritsumeikan Writing Support Group
■優秀賞
プロジェクト発信型英語プログラム
■優秀賞
「学生の自分探しを応援する探求型AIコンシェルジュ」構想グループ
アーカイブ
教育開発DXピッチの様子はYouTubeにて公開しています。以下URLよりご視聴ください。
受賞者の取組状況
受賞者の取組状況
最優秀賞「Ritsumeikan Writing Support Group」
優秀賞「プロジェクト発信型英語プログラム」
■2022.7.13 公開授業のお知らせ
チームが公約の一つに掲げていた「メタバース上でのカンファレンスの実施」の取組として、
7月20日(水)に、専門英語「英語JP1」の受講生によるプレゼンテーションをメタバース上で行いました。
■2022.10.3 大学の英語授業にAI自動翻訳サービスを試験導入
株式会社みらい翻訳が提供するAI自動翻訳サービス「Mirai Translator®」の試験導入を開始しました。
本サービスを大学の正課の英語授業で、利用に一切の制限を設けず、導入するのは日本初(みらい翻訳調べ)の試みとなります。
■2022.12.8 海外留学前の学生にVRを使った英語学習を試験導入
株式会社プラスワン・ジャパンが提供するVR英会話教材「スマート・チューター」の試験導入を開始しました。
開催テーマ【AI時代の大学英語教育-延命か、革命か-】
PEPは、この1年間で、様々なWebサービスを正課授業に導入してきました。
それらのWebサービスのプロバイダーの皆様を交えて、AI時代の新しい大学英語教育のかたちを議論し、
活発な意見交換ができればと存じます。
日時:2023年1月28日(土)13:00~15:30
参加費:無料 ※事前登録必須
会場:オンライン(Zoom) ※事前登録時にご入力されたメールアドレス宛に接続URLをお知らせします。
申込等詳細:こちら
優秀賞「「学生の自分探しを応援する探求型AIコンシェルジュ」構想グループ」
取組中
報告会
報告会のご案内
教育開発DXピッチにて支援が決まったアイデアは、1年間の取組結果を学内・学外に公開します。
報告会の様子は後日、当サイト内で公開します(予定)。
報告会の様子(後日公開予定)
準備中