Event
イベント情報
立命館アカデミックセンター特別講座「衣笠−古代・中世文化の十字路
- 開催場所
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衣笠キャンパス 末川記念会館 SK101
- 開催時間
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11:00〜12:00
- 予約
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事前申込優先
座席に限りがございますので、WEBにて事前申込受付を行います(定員数に空きがある場合、当日受付も実施予定です)
申込みフォームはこちら- ※本申込フォームは、学びのプラットフォームMIRAI(立命館アカデミックセンター)の申込システムを使用しております。申込完了後のメールは「立命館アカデミックセンター」から送信されますので、予めご承知おきください。

概要
立命館アカデミックセンター(ACR)による特別講座。
京都盆地の北西に位置する「衣笠」は、日本文化の交差という点で、興味の尽きない魅力を持つ地域である。
東に菅原道真公を奉祭する北野天満宮、ほぼその真西に宇多法皇の建立にかかる仁和寺と、平安前期の法皇とその寵臣ゆかりの寺社があり、さらに西方には、嵯峨天皇の嵯峨院ゆかりの大覚寺へと平安文化のラインが展開する。
⼀方、北には有名な金閣寺、足利将軍家菩提寺の等持院と石庭で知られる竜安寺から、臨済宗大本山妙心寺へと、室町文化のラインがつづく。東西の平安文化ラインと南北の室町文化ライン、この⼆つのラインが交差するのが衣笠であり、十字路の交差点に位置する立命館大学衣笠キャンパスから、この地域の魅力を存分に探究してみたい。
講師
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本郷 真紹
立命館大学文学部 特命教授
1957年、大阪市生まれ。1987年、京都大学大学院 文学研究科 国史学専攻 博士課程学修退学。富山大学人文学部助教授を経て、1996年、立命館大学文学部に着任。研究テーマは、日本古代の律令国家・王権と仏教。奈良・平安時代の宗教的事象を通じ、イデオロギー支配装置としての宗教の役割や王権の宗教的性格、地域の宗教文化の特性などを研究。『日本の名僧1 和国の教主聖徳太子』(編著、吉川弘文館、2004年)、「考証 日本霊異記(上)」(監修、法藏館、2015年)などがある。テレビなど各種メディアにも多数登場。学校法人立命館理事補佐、立命館大学硬式野球部部長などを歴任。2023年4月より現職。