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  • 木林 有理子助教
  • Yuriko Kibayashi
  • 生物工学科
  • 研究室食料バイオテクノロジー研究室
  • 専門分野植物生殖細胞工学
  • 担当科目顕微鏡観察基礎実験
    • バイオテクノロジー
Q1研究の内容を教えてください。

 植物の雄性組織である花粉は、めしべの先端に付着すると花粉管という細長い管を伸ばします。花粉管は精細胞を胚珠まで運び、受精を成立させ、種子を作り、子孫を残すという重要な役割を担っています。花粉が花粉管を伸ばし始める最初のステップを「発芽」といい、発芽が起こらなければ子孫を残すことができません。では、花粉は何をきかっけに発芽するのでしょうか?  私の研究では、花粉の発芽に関わる遺伝子を探し、蛍光タンパク質を目印として、それらの遺伝子が花粉の中でいつ、どこで働くのかを顕微鏡で観察しています。さらに、それらの遺伝子が発芽に果たす役割を調べることで、花粉の発芽のメカニズムの解明に取り組んでいます。

Q2研究に興味を持ったきっかけを教えてください。

 学部生の頃、原子間力顕微鏡を用いて、肉眼では捉えられない人工皮膚表面の微細な形状を観察し、表面特性を評価したことが、研究に興味を持ったきっかけになったと思います。 この経験から、目には見えない世界を観察し、身近な現象を科学的に理解することに面白さを感じるようになりました。その後、繊維や金属などの材料表面に関する研究を経て、現在は生きた植物細胞を対象に研究しています。一見しただけでは分からない細かな変化を丁寧に観察し、現象を捉えることで、その背後にあるメカニズムの理解に繋がることに研究の醍醐味を感じています。

Q3高校生へメッセージをお願いします。

やりたいことや目標がはっきりしている人は、その気持ちを大切に目標に向かって進んでください。まだやりたいことが見つかっていない人も、焦る必要はありません。まずは目の前のことに一つひとつ真摯に取り組んでみてください。その経験の中で、やってみたいことや好きになれそうなことが見つかるかもしれません。時には思い通りにいかない時もあると思いますが、そんな時こそ自分のペースでできることを少しずつ積み重ねていきましょう。真摯に、実直に取り組んだ経験は、きっと自身の力になると信じています!応援しています!