- 長野 稔講師
- Minoru Nagano
- 生命情報学科
- 研究室植物生体膜機能研究室
- 専門分野植物細胞生物学
- 担当科目応用ゲノム科学
- Q1研究の内容を教えてください。
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私たち人間と同じように植物も病気になります。年間約15%の作物が病害によって失われているため、病気に強い植物を作出することが大きな課題となっています。植物も病気に対抗するために、「免疫」を持っています。病原体が感染した植物は細胞で免疫システムを発動させ、病気にかかるのを防ぎます。私は病原体と植物細胞の接点である「細胞膜」に着目して植物免疫を研究しています。植物の細胞膜は病原体を認識するシステムや撃退するシステムを備えているため、防衛の最前線であると言えます。私は細胞膜の研究を通じて、病気に強い作物の作出を目指しています。
- Q2研究に興味を持ったきっかけを教えてください。
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私は子供の頃から自然に囲まれて育ってきました。その中で、芽生えた環境に応じて育つ植物がどんな柔軟なシステムを使って生育するのか、について興味を持ちました。
- Q3高校生へメッセージをお願いします。
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将来好きなことを職業とするために、高校時代は非常に大切な時期です。一日一日を大事に過ごしてください。