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TFが「日本語学概論」の授業を担当しました。
TF(ティーチング・フェロー)は、大学院生が授業担当教員の監督・指導の下、授業の一部(3回まで)を担当することで教育能力や指導能力を身に付けるとともに、教育歴を付けることを目的とした制度です。TFとなるには、授業を担当する学期前までに、本学が開講する研修「大学教員準備セミナー」を受講し、修了する必要があります。
日本文学・日本語学専修(日本語学分野)では、博士課程後期課程3回生の山本晃子さんが、昨年度に続きTFとして採用され、10月8日に講義を行いました。担当したのは、「日本学概論」の第2回「アクセント」で、昨年度も担当した回です。昨年度の反省点を踏まえて、授業方法を工夫し、練習問題を交えながら、日本語のアクセント分布やアクセントの歴史について講義を行いました。
TF・山本晃子さんの感想
今年度最初の担当回では、昨年度と同じく「アクセント」の授業を担当しました。
昨年度は初めての授業で緊張も大きかったのですが、今回は学生の反応を見て説明を調整するなど、落ち着いて取り組むことができました。また、昨年度の経験を踏まえ、今年度は「アクセントの高低が何を指すのか」という基本概念を冒頭で説明し、学生が理解しやすい流れを意識しました。
一方で、当日は機材の操作がうまくいかず焦る場面もありましたが、授業担当教員のフォローに助けられ、無事に授業を終えることができました。今回の経験を通して、準備だけでなく当日の対応力も大切だと改めて感じました。
今年度も一つ一つの授業を大切にしながら、より良い授業づくりを目指していきたいです。
立命館大学では、博士課程後期課程院生のキャリアパス形成を支援するため、大学院キャリアパス推進室を設置し、スキル開発支援、キャリアパス支援など様々な支援を行っています。