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TFが『日本語学概論』で2回目の授業を担当しました。
10月22日に、TFの山本晃子さん(博士課程後期課程3回生)が「日本語学概論」で2回目の講義を行いました。担当したのは、第4回「文字」です。日本語は、平仮名・片仮名・漢字・ローマ字と複数の文字種を使う言語です。第4回では、漢字を取り上げました。
漢字が平仮名・片仮名とは異なり、「形・音・義」の三つを兼ね備えた文字であることを押さえた上で、「音・義」に当たる漢字の音訓、「形」に当たる漢字の字体・字形・書体について解説しました。漢字の字体・字形については、学校教育における漢字指導でよく問題になります。「日本語学概論」が、国語科の教員免許取得のための必修科目となっていることに配慮し、課題を交えながら、特にこの点について丁寧に解説しました。
TF・山本晃子さんの感想
今年度2回目の担当回では、「文字」、特に「漢字」をテーマとする授業を担当しました。初めての担当箇所で、どのように説明すれば学生が理解しやすいかを考えながら準備を進めました。
授業当日は、学生の様子を見ながら話すスピードや説明の順序を調整し、できるだけ分かりやすく伝えることを心掛けました。その中で改めて、内容を簡潔にまとめて説明することの難しさも感じました。特に、抽象的な概念を説明する際には、自分の知っていることをすべて話すのではなく、どの点を説明すれば理解が深まるかを見極める必要があると感じました。
今後はこの点に注意しながら、学生が要点をつかみやすい授業づくりを意識していきたいと思います。
立命館大学では、博士課程後期課程院生のキャリアパス形成を支援するため、大学院キャリアパス推進室を設置し、スキル開発支援、キャリアパス支援など様々な支援を行っています。