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専攻内合同ゼミナールを実施
10月13日・14日の両日、現代東アジア言語文化専攻の宇野木・廣澤ゼミナールと宮内ゼミナールによる合同ゼミが開催されました。
この合同ゼミナールは、本年度に卒業論文を執筆する予定の学生が、自身の関心、卒業論文の課題や構想について発表することを目的に企画されたものです。日頃のゼミ内とはことなる雰囲気の中で、学生は緊張しつつも自身の卒論構想について報告し、活発な意見交換によって、卒業論文へのさらなる意気込みを強める契機となりました。
日頃のゼミでの研究報告より緊張した面持ちで報告に取り組んでいた
第二日目は朝から夕方までの長丁場でしたが、終始活発な議論が展開されました
合同ゼミのプログラム
【第1部】 2017年10月13日〔金〕14時40分~16時10分
- 岩崎 睦子さん:文化大革命の記憶
- 佐藤 亜美さん:バンクーバーの華僑の「中国」意識
- 野田 大夢さん:費孝通の中華民族論の多義性、市民社会論との比較から
- 中村 輝さん:香港の対日観光対策と日本人の香港旅行の変遷
【第2部】 2017年10月14日〔土〕10時20分~11時45分
- 山本 拳太朗さん:鄧小平が追い求めた中国像とは
- 西井 克将さん:中国の高等教育改革と経済成長
- 大塚 文さん:一人っ子政策政策から見る人口問題
- 飯塚 佐喜子さん:中国における官製ボランティアの問題点と改善――自身のボランティア経験を基に
【第3部】 2017年10月14日〔土〕14日13時00分~14時00分
- 梅村 愛さん:近代広東五邑地域の僑郷社会と女性――1920年代の『新寧雑誌』から
- 櫛部 衣代さん:中国の人権問題に対する米国の対中政策――クリントン政権における人権の観点から
- 大西 眞琴さん:タイの華人社会の動向――チャイナタウンの現在
【第4部】 2017年10月14日〔土〕14時15分~15時15分
- 佐藤 翔紀さん:戦前植民地台湾における全国中等学校優勝野球大会の歴史――『KANO1931海の向こうの甲子園』を中心に
- 藤本 夢月さん:台湾プロ野球の歴史と現状、可能性
- 吉村 凌汰さん:「社会進化論」と植民地博覧会
【第5部】 2017年10月14日〔土〕15時30分~16時30分
- 品川 真由美さん:19世紀末における中国内外情勢と露清密約交渉
- 益岡 侑希さん:周恩来と蔣介石の日本イメージと日本との交渉