13年度東アジア現地体験プログラム(中国)その1

参加: 東洋研究学域 1回生・2回生 23名   日程: 2014年3月10日-19日

訪問都市: 広州・深圳・香港      交流: 広東外語外貿大学・深圳大学・深圳日本商工会

スケジュール:

10日 関西国際空港 ~ 香港 ~ 広州

11日 広東外語外貿大学にて中国語授業&広州市内フィールドワーク(歴史)

12日 広東外大にて中国語授業&広州市内フィールドワーク(文化)

13日 広東外大学の日本語学科との交流授業&在広州日本国総領事館での講演会

14日 広州市内フィールドワーク(個別テーマ)

15日 広州 ~ 深圳 ~ 深圳日本商工会の講演会

16日 深圳大学の日本語学科との交流会

17日 深圳 ~ 香港 ~ 香港市内フィールドワーク(文化)

18日 香港市内フィールドワーク(班別個別テーマ)

19日 香港 ~ 関西国際空港

体験レポ①

■広東外大での中国語授業 (はまもとさん 12入学 中国文学専攻)

  

広州では、広東外語外貿大学で2日間、合計4コマの中国語の授業をうけました。内容は中国語の発音と中国語を用いたゲーム、中国語の歌でした。

中国語の発音なんて、1回生のはじめに習ったし…と思っていたら、大誤算!中国の先生による厳しい発音チェックに、みんなびっくりでした。徹底的に直されて、みんなはたった2日間だけで、とても発音がうまくなったと思います。ゲームや歌は、さすが外国語大学の先生という感じで、中国語が好きな人もそうでなかった人も楽しめる、引き込まれやすい授業でした。

もっと授業を受けたかった!


■広東外大の日本語科学生との交流会 (くまがいさん 13入学 現代東アジア言語・文化専攻)

  

 広東外国語大学では日本語学科の学生と交流しました。

紙に文字を書きながらゆっくり話し、互いに理解し合おうとする時間はとても貴重なものでした。

食堂や寮にも連れて行ってもらい、中国の学生たちといろんな話をしました。話してみると、日本の学生と同じように好きな芸能人の話や恋人の話で盛り上がり、国は違ってもみんな同じだと感じることができました。同じ世代の学生と交流することによって、今まで以上に中国を身近に感じました。 


■在広州日本国総領事館での講演会  (たなかさん 13入学 現代東アジア言語・文化専攻)

13日午後には、広州にある日本総領事館へ訪問しました。公邸で相原領事のお話を聞いたのですが、公邸に入った大学生は私たちが初めてだそうで、本当に貴重な機会をいただけたと思いました。

お話の中では、総領事館の仕事とは何か、外国で働くということ、他にも領事さん自身の大学生の頃についてなど、さまざまなことを聞くことができました。バングラデシュやブルガリア、ルーマニア、広州と世界各国で日本人のために働いておられる相原さんのお話から、私も大学生のうちにいろんな国へ行き文化や考え方を吸収したいと強く思いました。そして、海外で働くということにとても興味を持ちました。

 語学教育/留学プログラム 01 

■広州でのフィールドワーク (こじまさん 13入学 現代東アジア言語・文化専攻

広州最後の1日はフィールドワークだったので、友達と2人で慣れないバスと地下鉄を駆使して広州最大の書店である「広州購書中心」に行きました。

日本の漫画も中国語で翻訳されているものがたくさん売られており、文化の交流をとても身近に感じることができました。私は日本で売られているファッション雑誌の中国語バージョンをお土産に購入しました。雑誌の内容が中国に適したファッションに変更されている点と、日本の雑誌とまったく同じの内容が混在していてとても面白いと感じました。


   


深圳商工会による講演会 (すずきくん 13入学 現代東アジア言語・文化専攻)

深圳の京基100という高層ビルの中にあるオフィスで、中国で働く日本人の方々の話を聞きました。

広東省を拠点として活躍している方々が、普段どんな仕事をされているのかや、仕事にやりがいを感じていることなど様々な話をしてくださり、大変興味深かったです。特に、深圳で働くことに対する興味がわきました。深圳は香港に面しており、交通の便もよく、空気も良いので、住んで働くことに本当に適していると知りました。自分は将来、中国語を使って中国で働いてみたいと考えているので、まさにぴったりの講演会でした。


深圳大の日本語科学生との交流会 (みしまさん 13入学 現代東アジア言語・文化専攻)

広東外大に続いて、2度目の現地の学生との交流であった。

深圳大学の学生は私たちの来校をとても歓迎してくれて、交流の企画を全て考えてもらったり、自由時間も積極的に日本語で話しかけてきてくれた。

はじめは互いに真面目な質問をしあったのだが、時間が経つにつれて文化についての話、好きな芸能人の話、日本と中国の恋愛事情と様々なジャンルの話をした。外国の人とこれほど多様なジャンルの話をするのが初めてだったので本当に楽しかった。昼食やキャンパス見学、海へ行ったときも沢山の学生と話をすることができた。3回生や4回生、さらに大学院生の方との交流を通じて、勉強への意識や日本への意識、沢山の良い刺激を得た。

 今回の現地実習を通じて思ったことだが、実際に見る、聞く、話す、この3つがどれだけ大切なのかを実感した。特にこのような同年代の学生との交流は私の視野をさらに広くさせてくれたに違いない。

今後も現地に赴くだけでなく、学内の交流プログラムや課外活動において、さらに沢山の学生と交流を積極的にしていこうと思えた良いきっかけになった。

<その2> へつづく