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2022.12.07

2023年度、穴井 宏和教授、大島 知典准教授、谷口 学教授が専任教員として着任いたします

【各教員プロフィール】

穴井 宏和教授
 穴井 宏和 教授
 専門分野
ファイナンス、起業家金融、アントレプレナーシップ

主な経歴
1992年3月東海大学大学院工学研究科博士前期課程修了、ゴールドマン・サックス証券、J.P.モルガン証券で日本株シニアアナリストを務めた後、東京大学空間情報科学研究センター客員研究員。一橋大学大学院国際企業戦略研究科(現・経営管理研究科)修了(MBA in Finance)。東京大学大学院 新領域創成科学研究科博士後期課程修了(博士、環境学)。

大島 知典 准教授
 大島 知典 准教授
 専門分野
サービスマネジメント、観光マーケティング

主な経歴
2017年 立命館大学大学院経営学研究科企業経営専攻博士後期課程修了、博士(経営学)取得。神戸山手大学現代社会学部観光学科観光文化学科専任講師を経て、2018年 阪南大学流通学部流通学科准教授。現在、立命館大学経営管理研究科非常勤講師、一般社団法人日本観光経営学会理事、東北亜観光学会理事、日本観光ホスピタリティ教育学会幹事。

谷口 学 教授
 谷口 学 教授
 専門分野
財務会計、管理会計

主な経歴
1998年神戸大学大学院経営学研究科博士前期課程修了。1997年太田昭和監査法人に入所。監査業務、株式公開支援、財務デューデリジェンスなどの業務に従事。2003年三洋電機(株)入社。本社戦略部門にて戦略立案業務、再生計画の策定、M&A業務に従事。2014年損害保険ジャパン(株)顧問。2017 年立命館大学大学院経営管理研究科教授。2021年(株)京都新聞ホールディングス常務取締役。現在は法定監査のほか、コンサルティング業務などを行う。

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2022.12.2

年末・年始のお知らせ

冬期休暇期間中(12月27日~1月5日)につき、以下のとおり窓口を閉室いたします。

【OIC独立研究科事務室】(大阪いばらきキャンパスA棟1F)
 12月27日(火)~ 1月5日(木) 閉室

【大阪梅田キャンパス 大学院窓口 (5F)】
 12月27日(火)~ 1月5日(木) 閉室
               

2023年1月6日(金)より、通常業務を開始します。
メールでのお問い合わせ、資料請求、公開講義・入試説明会等へのお申込みは随時受け付けておりますが、 お問い合わせのご返答や資料発送は6日からの対応となります。

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2022.10.06

フィールドワーク2022レポート vol.2

【2日目:9月10日(土)】

講義風景1 2日目は、千島土地株式会社代表取締役社長の芝川能一氏がゲストとして登壇し、「不動産業から地域の未来を考える」というテーマで、同社の不動産業としての事業展開と北加賀屋での取り組みについて講義があった(会場:大阪梅田キャンパス)。芝川家は江戸時代に始まる商家をルーツとする。芝川氏は北船場の芝川ビル(1883年築)のオーナーとして、同エリアの再生にも取り組んできた。「街全体を活性化させるには、点と線と面、それぞれの取組みをきちんと考え、実行することが重要」という言葉には重みがあり、説得力があった。これに続いて、とある造船所跡地から始まった「北加賀屋クリエイティブビレッジ(KCV)構想」へと話題が変わった。これは要するに、地域にアートという異物を入れ込んで、化学反応を起こそうというものであるが…。

講義風景1講義風景1 午後、梅田キャンパスから北加賀屋に移動し、千島土地の加藤彩世さんのガイドによる北加賀屋ツアーがスタート。空き地を利用した貸し農園「北加賀屋みんなのうえん」から、文化住宅をリノベーションした千鳥文化「コミュニティスペース」へ、そして鋼材加工工場・倉庫跡を活用したMASK(MEGA ART STRAGE KITAKAGAYA)では、普段は見ることのできない数々の大型作品とも対面した。さらに作家やクリエイター向けのシェアスタジオSuper Studio Kitakagaya(SSK)を経て、最終目的地である名村造船所跡地の「クリエイティブセンター大阪」に到着。現在、北加賀屋エリアには大小40の創作活動スペースが集積し、これらを拠点に約100名のアーティストやクリエイターが創作活動を行なっている。これが引力になって、カフェなどの開業も増えている。受講生のほとんどはアートについて詳しくはないが、少なくともアートが「楽しい」ということ、そして、アートが人と人あるいは人とまちを結びつけ、場所を変える力になることだけは分かったであろう。

【3日目:9月17日(土)】

最終日には大阪梅田キャンパスで、各々のプロジェクトについての中間発表を行った。最終的にはこの日のコメントを受けて期日までにレポートを完成させる。いくつかタイトルを紹介すると、「魚津市活性化への施策:漁業と観光の協業戦略」「地元×趣味×仕事で地域を活性化:神奈川県平塚市」「病院誘致による地域の活性化」「草津駅周辺の都市開発について」等々、受講者たちは自らの興味関心や仕事に引き寄せ自分なりの問題やテーマを設定していた。最後に担当教員から最終レポートについての指示があり、3週間にわたる全日程が終了した。

【まとめ】

講義風景1 フィールドワークの意義は、与えられた問題を解くのではなく、実際に現地や現場を訪れ、実際に目で見て、関係者の声を聞くこと等を通じて、教室では得られない「気づき」や「問題発見」を得ること、その上で自らの考えを深め、解決策を導き出すというプロセスを体験することにある。受講生からは、「フィールドワークの面白さを知ることができた」「フィールドワークはどこでもできることがわかった。これからも自主的にこうした取り組みを続けていきたい」といった声が聞かれた。今後もRBSならではのプログラムとして改善、発展させていきたい。

【謝辞】

本「フィールドワーク」の実施に当たり、ゲスト講師の澤田充様、三好正人様、芝川能一様、2020年当初からゲストのご紹介から企画全体の隅々までサポートいただきました株式会社ケイオスの福地由美様、北加賀屋での現地視察等のコーディネートをしていただきました千島土地株式会社の星野幸世様、加藤彩世様、さらには、受講生の調査にご協力いただいた企業・事業者の皆様に、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

担当教員 牧田正裕(RBS教授)

vol.1はこちら

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2022.10.06

フィールドワーク2022レポート vol.1

【講義の概要】

講義風景1 地元・大阪をターゲットに、都市や特定のエリアにおける様々な取り組みや活動を取り上げ、マーケティングやマネジメントの観点から実践的に学ぶ科目である。関係者のレクチャーや現地、施設の見学等を通じて、都市やまちに対するものの見方を形成するとともに、受講者それぞれの問題意識に基づく調査プロジェクトを実施し、課題発見と解決策の提示または提言等を行う。
思い起こせば、東京から大阪に場所を移して初めての年であった2020年度はコロナ禍により閉講、21年度は「第5波」により集団での現地見学は取りやめ(レクチャーはオンライン、プロジェクトは各自で実施)、そして本年度は3度目の正直となるか、不安の中でのスタートであった。

【事前セッション】

7月3日(日)に事前セッションを行った。担当教員(牧田)より、本講義の意義やねらいについてガイダンスを行った後、都市や地域をどのように見るのかについて、E.ハワード、L. コルビジェ、J. ジェイコブスなどの近現代の都市計画に影響を与えた代表的な都市思想に検討を加えさらにL.フロリダの「クリエイティブ資本」論などを紹介しながら都市や地域の競争力の源泉とは何かについて議論を行なった。

【1日目:9月3日(土)】

講義風景1 第1日目は、株式会社ケイオス代表取締役 澤田充氏によるレクチャーから始まった(会場:大阪梅田キャンパス)。もし「北船場」と聞いて、数々の近代建築が点在し、レトロな雰囲気を醸し出している「歩いて楽しい街」というイメージを思い浮かべたのであれば、それは澤田氏の手腕によるものである。澤田氏率いるケイオスは、「機嫌ようくらす」を理念に、「くらす」人のための場としてのまちづくりを推し進めるべく、国内外でコミュニティデザイン、街ブランディング、商業施設のコンセプトや戦略づくりなど広く事業を展開する。受講者は、澤田氏の取り組みやそのベースとなっている考え方を通じて、街づくりにマーケティングがどのように活かされているかを学ぶとともに、魅力ある街をつくっていくには、時代を見る目と地域資源への洞察力、そして創造力がいかに重要であるかを思い知らされたであろう。

講義風景1続いて、大阪ガス株式会社の三好正人氏が登壇した。講義では、90年代後半以降、バブル崩壊の影響により衰退の道を辿った御堂筋がどのように再生したか、三好氏が参画する御堂筋まちづくりネットワークの活動を通して解説がなされた。これを通じて受講生は、地権者と入居企業が一体となってルールを作り、マネジメントしていくことの重要性に気づかされるとともに、企業に勤務するビジネスパーソンが街づくりにどう関わっていくべきか、大いに考えさせられることとなった。

講義風景1レクチャー終了後は梅田から淀屋橋に移動。20年余の間に様変わりした御堂筋を歩きながら、現在の状況と今後の計画について三好氏から説明を受け、ついで澤田氏のガイドにより北船場エリアを散策し、暮らしと生業(なりわい)が息づく街とその奥深さを存分に味わうことができた。

vol.2に続く

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