RS Web 学園通信
立命館大学 | Infostudents
籾山幸徳(もみやま・ゆきのり)
産業社会学部 4回生
硬式野球部 主将
籾山幸徳
5月31日(木)、立命館大学硬式野球部は立同戦第3戦に勝利し、関西学生野球連盟春季リーグで優勝をおさめた。
6月12日(火)から神宮球場で行われる第56回全日本大学野球選手権でも健闘が期待される。
今回は主将としてチームをまとめ、春季リーグ優勝へと導いた硬式野球部の籾山幸徳さん(産業社会学部4回生)にお話を伺った。
Q

まずは春季リーグ優勝おめでとうございます。最終戦までもつれ込んだ末の優勝でしたが、リーグを振り返ってどうでしたか?

籾山

春季リーグは初戦の関西学院大学戦で負けてしまい、優勝するためにはこれ以上負けることができない苦しい状況からのスタートでした。しかし、リーグ戦なので「勝ち点5を確実に積み上げれば、優勝できる」と気持ちを切り替えて、チーム一丸となって全チームから勝ち点を取ることを最優先にリーグ戦を戦いました。

しかし5月29日(火)、立同戦の初戦は敗北してしまいました。自分たちの野球が出来なかったことが原因です。今年の野球部は去年の金刃先輩のような突出した実力を持つ選手がいるわけではないので、良い意味で「泥臭い野球」をしています。立命館大学は3年間優勝から遠ざかっているため、常に挑戦者の気持ちを忘れないように意識しているからです。スマートには勝てなくても、どんな形でも1点にしがみつき、勝利することが大切だと思います。立同戦最終日は先に立命館が点を取り、同志社に追いつかれと緊迫した試合でした。その中で、自分に打順が回ってきたとき、チームのためにホームランを打ちたいという強い思いもあり、甘い玉を逃さずにソロホームランを放つことができました。その後も、緊迫した状況は続きましたが、相手のエラーから逆転し、勝利を手にしました。相手のエラーにつけこむ強さがチームにあったからこそチャンスをものに出来たのだと思います。立同戦だけでなく、リーグ戦の中でも相手のエラーから点を取るということがあったのですが、相手のエラーを見逃さず、きっちりと点を取れたたからこそ、春季リーグ優勝という結果につながったのかもしれません。

5/28(月)立同戦 第1戦の様子[→Pick Up!]

5/29(火)立同戦 第2戦の様子[→Pick Up!]

5/31(木)立同戦 第3戦の様子[→Pick Up!]

Q

3年ぶりの全日本大学野球選手権ですが、試合への意気込みを聞かせて下さい。

籾山

春季リーグ戦での8連勝など、現在の立命館には勢いがあります。全日本大学野球選手権はトーナメント戦で行われるため、チームの勢いが非常に重要です。初戦から自分たちの野球をして、勢いに乗って勝ち進んでいきたいですね。一戦必勝を意識し、戦っていきたいと思います。この大会ではDH制(ピッチャーは投球に専念し、攻撃には指名打者が登場する制度)を取るため、戦い方が多少変化するかもしれませんが、基本的には、自分たちの「泥臭い」野球をやって勝ちたいと思います。3回戦で対戦の可能性がある同じ京都勢の佛教大学には必ず勝ちたいですし、決勝まで勝ち進み、早稲田大学の斎藤祐樹選手ともぜひ対戦してみたいですね。

今年の野球部では「感謝」をスローガンにしています。活動できているのは周囲の支えがあってのことですし、春季リーグに応援に来てくださった方々にもすごく感謝しています。全日本大学野球選手権へ行っても、その感謝の気持ち忘れず、応援してくれる方々に喜んでもらえるようなプレーをしたいと思います。

☆硬式野球部 壮行会&試合日程(予定)☆

全国へ挑戦する野球部にエールを送ろう!!
みなさんの応援が選手の力になります!!

6月8日(金)12:20〜 西側広場にて壮行会を行います!!

6月13日(水)16:30〜東京・明治神宮球場にて初戦(2回戦)
6月14日(木)14:00〜東京・明治神宮球場にて3回戦
6月16日(土)11:00〜東京・明治神宮球場にて準決勝
6月17日(日)13:00〜東京・明治神宮球場にて決勝

[→リンク]全日本大学野球選手権 学生応援バスに関してはこちら

[→リンク]立命館大学のスポーツ応援方法はこちら

取材・文李 亘(法学部2回生)
© Ritsumeikan Univ. All rights reserved.
このページに関するご意見・お問い合わせは 立命館大学広報課 Tel (075) 813-8146  Fax (075) 813-8147