井上 さて、立命館は今年100周年を迎えましたが、それぞれ活動をされる中で、その歴史を感じる機会はありましたか。
小竹 UBCのプログラムが今年10年になるんですが、100周年と10周年で語呂がいいというか、UBCに行ったメンバーは、他の学生以上に100周年と10周年を意識している面はありますね。ただ、実際に何かを見て「立命館は長いんだ」というのを意識する機会というと、どうでしょうか。
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もりぐち・けい...
文学部3回生。ESSに所属、毎年OB会を開催し 校友との交流をはかっている。 |
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森口 ESSは60年以上続いてますので、OBの数も1000人以上になります。私たちのOB会は校歌をみんなで歌うんですが、OBの方は本当に大きな声で歌われて。今、80代の方もいらっしゃいますが、そういう方と私たちみんなで歌っているとき、これも伝統だなと感じますね。OBの方と接するのはいい機会だし、それを通していろんなことが学べたと思いますが、OBの方からも、学生とコミュニケーションする機会があって、自分たちのやってきたことが60年続いているという伝統が感じられると、喜んでいただいています。
小竹 僕はテニスサークルに入ってますが、立命館にはテニスサークルがたくさんあって、サークル同士すごく仲がいいんです。サークルの枠を越えて一緒に練習することもあって、そこにいろんなサークルのOBが来るんですが、そんなとき、僕も確かに「OBの層が厚いな」と感じましたね。キャリアセンターの企画に参加したときも、同じサークル出身の方がいたりとか、キャリアアドバイザー懇談会で紹介冊子が配られるんですが、テニスサークル出身の人が必ずいる。他のサークルでもそれはきっと同じでしょうね。
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