MESSAGE

120のメッセージ

立命館大学衣笠キャンパス平井嘉一郎記念図書館の前にて

創立120周年、心よりお祝い申し上げます。

天野 圭二(1992年卒)

立命館大学映像学部 教授

私は1985年に立命館中学に入学し、一年間の休学をはさみ、1992年(平成4年)に立命館高校を卒業いたしました。

在学中、立命館の建学の精神である「自由と清新」は、私にとって大きな羅針盤となっていました。1989年の休学中、オーストリアで冷戦終結に向かう激動を目の当たりにし、ウィーンに東欧から人が押し寄せる様や、ベルリンの壁の崩壊の報に接しました。この体験が、国際関係学部・研究科への進学を決意させる原動力となりました。

中学から現在までの学びや研究の原動力は、常にこの「自由と清新」の精神でした。意識せずとも、自分の試行錯誤を支えてくれたことに深く感謝しています。

現在は、立命館大学映像学部で教育と研究を進めております。より良い世界へのヒントとなる映像を作り出す人材を育成したいと考えています。

二つの学年をまたぐ同級生、陸上競技部の仲間、熱心にご指導いただいた先生方に改めて感謝申し上げます。

これからも、立命館中学校・高等学校が、時代を先取りし、ユニークで優秀な人材を育み続ける「自由にして清新」な学舎であることを心から期待しております。

掲載日:2025年11月14日

DONATIONS

ご寄付のお願い

生徒に係る教育活動、次世代型多目的ラボの設置、創立120周年記念誌編纂、教育環境・設備の充実などの支援を募ることを目的に「立命館中学校・高等学校創立120周年記念事業寄付金」を創設いたしました。これら教育活動のご寄付について、皆様のご協力をお願い申し上げる次第です。何卒皆様の温かいご支援とご協力賜りますよう、心よりお願い申し上げます。