立命館小学校

難しいこと多々あれども、児童・保護者・学校三位一体で

昨日は2度目のオンライン学活を行い、授業も順次配信していきます。宜しくお願いします。しかしながら、昨日も100%不具合なく全家庭に届けられたかと言うとそうはいきませんでした。難しいものです。始業から3日程度は、児童が登校できていればオンライン活用指導も一定進められたのですが、それもできませんでしたので、保護者の皆様には本当にご苦労をおかけして申し訳ありません。学校としても何とか全家庭全児童にスムーズにという思いでおります。当初予定なら「児童は在宅で、教員は学校で」と言うことで考えていたことが、「宣言」の発出後は「児童は在宅で、教員も在宅で」と言う状況になってしまいましたので、教員も大変苦労しています。その点、何卒、ご了承をお願いします。

接続に関わることでは、うまくつがるご家庭とそうでないご家庭もあり、或いは、ICTは初めてでと言うご家庭もあります。それは、今は始まりなので、仕方のないこと。しかしながら、ICTは「慣れ」と言う面もあります。イライラとされるかもしれませんが、不明なことがあれば、ご連絡いただければと思います。この度のこのオンラインでの再開は、本当に、児童と保護者と学校が三位一体となって初めて前に進むことのできる取り組みです。昨日このブログでお伝えしたように、オンライン学習でどんどん進めていこうとしているのが本校です。是非ご一緒に協力する中で、この状況を共に乗り越えようという姿勢で展開していきたいと思っています。何卒宜しくお願いします。

私は今年度校長になって、教員達には、「利他の心」つまり思いやりと優しさで子ども達のために教育を進めて行きましょうと話しています。児童が在宅していることも含め、保護者の方々のフラストレーションも高まっているかと思います。しかし、ここは、「考え方を少し変えてみる」を実践してみて下さい。「三毒」という言葉があります。三毒とは「愚痴・怒り・利己心」です。人間には、元々三毒はあるのですが、今あえてこれを抑えるのです。周りの人に対して「愚痴を言わない」「怒らない」「自分中心に物事を考えない」ということです。これは、フラストレーションが更に高まるように思われるかもしれません。しかしながら、実はそうではありません。逆に心が広くなります。そう感じられたら「利他心」が生まれていると受け取ってみて下さい。保護者・教員が利他の心で様々なことを進めると必ず児童にも思いやりと優しさが芽生えます。是非、子ども達のために共に歩んでいただければと思います。色々と勝手なことばかり申し上げて心苦しいのですが、ご理解ご容赦下さい。宜しくお願いいたします。最後までお目通しいただき、有難うございました。


学校長 長谷川昭