応援する力
9月28日(土)に,第19回リッツスポーツフェスティバル(RSF)が開催され,今年度は樫ハウスの初優勝で幕を閉じました。
今年のRSFは,とにかくみんなの応援が凄かった。競技に全力で取り組む姿はもちろん素敵なのですが,それにも増して全力で声援を送り続ける姿があり,さらにハウスを越えて応援を送り続けていたことが印象的でした。一生懸命取り組んだ人に,勝敗に関係なく拍手が送られる場面がたくさんあり,その姿をみて子どもたちの温かさを感じていました。
6年生もBS(Brother & Sisterの略,縦割りで1年生から6年生まで各学年一人ずつ合計6人のグループ)のリーダーとして,全員が持てる力を発揮しました。前に出て引っ張ってくれる子,そっとそばにいて伴走してあげる子,楽しい雰囲気をつくってくれる子。それぞれに自分のできる形で一生懸命取り組んでくれました。そして,その原点にあるのは「応援する力」だったように感じます。はじめて大縄跳びに参加する1年生に,背中をポンとたたいてタイミングを教えてあげたり,リッツタイフーンで,「せーの」と声をかけたり。みんながうまくできるように応援する気持ちが形になって表れたのだと思います。
そうした6年生の姿が下級生のモデルとなり,新たなエネルギーを生み出す。ハウス制度の中にある伝統こそが,まさに応援する力なのだと感じたRSFでした。
このRSFで培った「応援する力」がこれからのクラスや学年,ハウスの中でどのようにつながっていくのか。今日の全校集会でのみんなからの「ハイッ」という元気な返事が,ますますこれからを楽しみにさせてくれます。10月のみんなの活躍を期待しています。
校長 小笹大道