立命館アイデンティティ
立命館小学校は開校20年を迎え,7月に開校20周年記念式典を本校にて行います。この式典では,児童の学びを中心に,子どもたちが立命館小学校で学んでいることを実感できる1日にしたいと考えています。
立命館学園の建学の精神に「自由と清新」があります。自由にして進取の気風に富んだことを表すその精神は,児童の捉われのない自由な発想と何かをやろうという主体的な姿勢につながっているように思います。
本日の全校集会では,児童会のメンバーが全校児童に向けて『校歌』について話ました。
・「今年は開校20年目を迎える記念の年。これまで受け継がれた『校歌』を,もっと好きになって,自分たちだけの『校歌』になるようにしたい」
・「楽しかったこと,頑張ったこと,大事な人などを思い浮かべながら歌うと,その人にとっての『校歌』になる」
などと伝えました。
全校児童の前で,児童会のメンバーが話をするのは今年度に入って3回目。どんどんとその思いが伝わってきます。そして,最後に「『校歌』は同じ学校で過ごす人たちにとって心が一つになれる曲」ではないかと問いかけ,みんなで歌いました。
この学校で過ごすみんなには,一人ひとりのストーリーがある。それを『校歌』に乗せて表現する姿が本当に素敵でした。そして,上級生がリーダーシップを発揮し,自分たちで高め合おうとする姿は,まさに自主・自立を大切にする立命館アイデンティティそのものであり,そんな姿を誇らしく思う時間となりました。
7月の開校20周年記念式典がますます楽しみになってきました。
校長 小笹大道