立命館小学校

根っこをまなぶ

4年生 集まれ!『わたしの漢字』 ~古代文字を毛筆で書く~

集まれ!『わたしの漢字』 ~古代文字を毛筆で書く~

立命館小学校では、1年生時より、古代文字から漢字の成り立ちとつながりを学ぶ白川漢字学をもとに漢字学習に取り組んでいます。
この度、福井県教育委員会からご案内を受け、これまでの学習や自身の経験・思いを漢字一文字にこめて、書道作品にする企画に取り組みました。
まず、自分の好きな漢字一文字を選び、古代文字や成り立ちを調べました。
「コロナがおさまって明るくなりたいから『明』を選んだ。」「『友』という字の成り立ちは手と手を取り合い、助け合うことをあらわしているとわかった。強い友情なので力強く書きたい」など、どんな思いを込めて書くのかを考えました。
一人ひとりが、集中して、筆を運びました。紙は1500年の長い歴史をもつ越前和紙です。『楮(こうぞ)』というクワ科の植物から手隙で作られています。いつもとは違う、墨の浸透に一層緊張感をもちました。仕上がった作品は、勢いがあり、どの字にも味わいがありました。
最後に、自分の名前を古代文字でハンコにし、作品を仕上げました。