立命館小学校

根っこをまなぶ

4年生 理科 「ヘロンの噴水の仕組みを考えよう!」

ヘロンの噴水の仕組みを考えよう!

4年生の理科では、「とじこめた空気や水のせいしつ」についての学習をしています。ヘロンの噴水とは、二千年以上前の発明家・物理学者であるアレクサンドリアのヘロンが発明した水力装置です。ヘロンは、動力となるモーターや電力もない時代、自然のエネルギーを用いることによって噴水を発明しました。ヘロンが目を付けた「自然のエネルギー」とは、本単元で学習する「とじこめた空気や水のせいしつ」に関わるものです。そこで、単元の発展学習として、ヘロンの噴水で実験を行い、仕組みについて考えました。学習したことをもとに、難しい原理をうまく言葉をつなぎ合わせて、大人顔負けの説明をする子どもたちの姿は、とても頼もしいものでした。たくさんの友達から「なるほど~、そうだったのか。」という言葉を聞くことができました。その後の授業で、子どもたちもヘロンの噴水の一部分を実際に制作しました。学んだことを活用して更に学びを深めることができました。