RITSUMEIKAN 立命館大学



最新号


立命館CLUB 【VOL.270】

 2025 年07 月25日

No.270の記事一覧

立命館CLUB【VOL.270】 / ▼学園ニュース▼
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▼立命館CLUB【VOL.270】▼

立命館CLUB会員の皆様こんにちは。
 1ヶ月に渡り開催される京都の夏の風物詩『祇園祭』。後祭山鉾巡行も無事終了し、残すところあとわずかとなりました。さて、今年創始155年・学園創立125周年を迎える立命館では、学祖・西園寺公望の軌跡を辿る記念シンポジウム・展覧会を開催します。立命館の歴史は、近代日本の代表的な政治家で国際人であった西園寺公望が、1869年に私塾「立命館」を創設したことに始まります。「自由主義」と「国際主義」を標榜した西園寺の精神を中川小十郎が引き継ぎ、1900年に立命館大学の前身である私立京都法政学校を設立しました。その後、建学の精神に「自由と清新」を掲げ、教学理念「平和と民主主義」のもと幾多の苦難を乗り越え、現在では2大学、4附属中学校・高等学校、1附属小学校において、学生・生徒・児童数約5万人を擁するダイバーシティに富んだ私立総合学園へと発展しました。
西園寺が生涯を通じてどのような国家造りをめざしたのか、そしてその理想の国家を実現するために、国民とどのように向き合ったのかをひもときながら、西園寺の求めた教育を担う存在として立命館が生まれ、125年を経た今も立命館学園に息づいていることをシンポジウム・展覧会を通じて感じていただければと思います。

○展覧会
「西園寺公望の思想と立命館展」
 東京 2025年9月25日(木)ー10月6日(月) 於 丸善・丸の内本店 4階ギャラリー
 京都 2025年10月18日(土) 於 国立京都国際会館
 
○シンポジウム
「強い国にならなくてもいい、尊敬される国 日本になるべきー西園寺公望がみた未来ー」
 日程:2025年8月31日(日)13:30ー15:30(開場13:00)
 会場:ステーションコンファレンス東京 + オンラインライブ配信
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▼▼学園ニュース▼▼

【1】立命館大学体育会ラグビー部、春季トーナメント優勝!
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6月22日(日)、天理親里ラグビー場で開催された「2025年度関西大学ラグビー春季トーナメント」決勝において、立命館大学体育会ラグビー部が京都産業大学を29対12で破り、2016年度の開始以来、初の優勝を飾りました。試合は京都産業大学が先制するも、立命館は主将であるNo.8島正輝選手(経営学部4回生)がトライを奪い反撃しました。さらにWTB三浦遼太郎選手(スポーツ健康科学部3回生)が左サイドを突破して追加トライを挙げ、逆転に成功。その後も三浦選手はCTB中村颯汰選手(経済学部4回生)からのキックパスに反応し、前半を19対12でリードして折り返しました。後半開始直後から立命館はスクラムで主導権を握り、後半13分には再び中村選手からのパスを受けた三浦選手がハットトリックとなるトライを決めました。京都産業大学の反撃を安定したディフェンスで終始抑え、後半は10対0と圧倒し、最終スコア29対12で勝利を収めました。
島主将は、選手・スタッフが一丸となって初の優勝を勝ち取ったとし、この結果に満足せず、秋季リーグでの関西制覇を目指しますとコメントしました。

【2】英国で開催の「第2回UK駅伝」にて立命館大学が初優勝
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6月20日(金)、英国の駅伝大会「第2回FT日経 UK駅伝」がロンドン郊外のウィンザーで開催され、初出場した立命館大学が見事優勝に輝きました。UK駅伝は、英国で駅伝文化の普及を目指すこと、そして、2024年1月に100回目を迎えた箱根駅伝を祝うために2024年6月に始まった大会です。駅伝競走(通称:駅伝)は日本発祥の競技です。UK駅伝も日本のそれにならい、ウィンザー城を望む公園をスタート地点に、テムズ川の遊歩道「テムズ・パス」を抜け、レディングで折り返すなど、英国の象徴的なスポットをつなぐ全10区・約114kmのコース設定となっています。第2回となる本大会には日英の大学や企業など合計31チーム・310人が参加しました。大学対抗部門では男女混合チーム10人(男女各5人)で競い、立命館大学はキャプテン・土屋舞琴選手(スポーツ健康科学部4回生)が8区、アンカーを荒田悠良選手(スポーツ健康科学部3回生)が務め、みな力強い走りを見せました。普段は走らない芝生や舗装されていないトレイルが多いコースでしたが、立命館大学チームは6時間54分49秒のタイムで優勝しました。

【3】野球日本代表 侍ジャパン 大学代表に、有馬伽久投手が選出
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7月8日(火)ー7月13日(日)に北海道、新潟、東京で開催された「第45回日米大学野球選手権大会」に立命館大学硬式野球部から有馬伽久投手(産業社会学部3回生)が出場しました。有馬投手は令和7年度関西学生野球連盟春季リーグ戦で最優秀投手賞を受賞するなど、今後の活躍が期待される投手です。「野球日本代表 侍ジャパン 大学代表候補選手 強化合宿」へは、2024年度に続き二度目の選出。選考合宿を経て、候補選手の中から見事、代表選手として選出されました。有馬投手は7月13日(日)に明治神宮野球場で開催された第5戦に2番手投手として出場。試合は6対5でアメリカ大学代表に勝利し、有馬投手は見事勝利投手となりました。侍ジャパン大学代表は本大会5戦全勝で、2004年の第33回大会以来3回目となる完全優勝を果たしました。

【4】東京2025 デフリンピック日本代表に森健司選手が選出
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「第25回夏季デフリンピック競技大会 東京2025(東京2025 デフリンピック)」の空手日本代表に、体育会空手道部の森健司選手(産業社会学部3回生)が選出され、6月22日(日)に味の素トレーニングセンターで開かれた内定証授与式に参加しました。本大会は4年に1度開催されるデフアスリートを対象とした国際総合スポーツ競技大会で、今年はデフリンピック100周年の記念すべき大会となります。11月15日(土)ー26日(水)の12日間にわたって行われ、70ー80カ国・地域から参加した約3,000人の選手が21の競技に臨みます。空手競技は、11月23日(日)ー25日(火)の3日間、東京武道館で開催され、森選手は男子個人形・男子個人組手(60kg以下)に出場。森選手は2024年12月にマレーシアで行われた「World Deaf Karate Championships 2024」でも、日本代表として二つの銅メダルを獲得するなど、素晴らしい活躍を残しています。世界を舞台にメダル獲得が期待される森選手への応援をよろしくお願いします。 

【5】THEインパクトランキング2025において立命館大学が総合順位201-300位
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6月、THEインパクトランキングが発表されました。このランキングは、国連サミットで採択された持続可能な開発目標(SDGs)に対して、大学が研究や社会貢献活動を通じていかに取り組んでいるのかをTHEが毎年ランク付けするものです。
今回で第7回目の発表となる2025年版ランキングでは、世界の2,526校が対象となり、立命館大学は総合順位201-300位にランクインし、国内の私立大学で2年連続1位タイを獲得しました。また、このランキングでは総合評価に加えてSDGs別ランキングも発表され、本学は「SDG1:貧困をなくそう」で世界35位(3年連続全国1位)となり、世界トップ100にランクインしました。また、「SDG2:飢餓をゼロに」、「SDG6:安全な水とトイレを世界中に」、「SDG15:陸の豊かさも守ろう」で世界トップ200にランクインしました。立命館大学はこれからも、SDGsの達成や国際社会共通の課題の解決に積極的に取り組んでいきます。

【6】古気候学研究センター長 中川 毅 教授(RARAフェロー)が、日本文化財科学会「業績賞」を受賞
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中川 毅 立命館大学 総合科学技術研究機構教授/古気候学研究センター長/RARAフェローが、日本文化財科学会「業績賞」を受賞しました。日本文化財科学会賞は、日本文化財科学会の活性化並びに文化財科学の啓発と普及、人材の育成、社会貢献などを目的に、文化財科学および関連諸分野の業績を賞するためのもので、このうち「業績賞」は、機関誌『文化財科学』をはじめ国内外で発表された文化財科学研究に関する複数の論文・著書等の個人の業績を対象とするものです。中川教授は、福井県水月湖の年縞堆積物の研究を行っています。水月湖の湖底から、約45m、約7万年にも及ぶ縞状の堆積物「年縞」を採取し、分析を行い、分析結果は、その精密さから、地質学的な年代を決める世界標準の「ものさし」である「IntCal」に採用されています。また、年縞に含まれる花粉や葉、火山灰、脂肪酸などを分析し、その時代の気候や環境、自然災害などの復元、気候変動の解明に取り組んでいます。

【7】全日本大学ホッケー王座決定戦で体育会ホッケー部(男子)が二連覇
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立命館大学体育会ホッケー部(男子)が、7月13日(日)に行われた「第44回全日本大学ホッケー王座決定戦」の決勝戦で、山梨学院大学を3-0で破り、2年連続・10回目の優勝を飾りました。前年度優勝校として大会に挑んだ立命館大学は、初戦の準々決勝・福井工業大学戦を2-0で勝ち上がりました。東京農業大学との準決勝では、3-2で接戦を制し、決勝戦に進みました。決勝戦の相手は、強豪・山梨学院大学。第1Q、第2Qと立命館大学は、複数回のチャンスを得ましたが、得点につなげることができず、0-0で前半を折り返しました。後半に入ってもスピーディーな試合展開が続く中、第3Q終了間際に重山大雅選手(#9 経営学部3回生)が、PC(ペナルティコーナー)からのヒットシュートで先制点を決め、均衡を破りました。厳しい暑さの中、立命館大学は第4Qに入っても運動量が下がらず、積極的な攻撃から相手の反則を誘いPCを獲得。樋口雄翔選手(#11 経営学部2回生)、佐々木翔吾選手(#19 総合心理学部2回生)が、それぞれ追加点をあげて、3-0で勝利し、2年連続・10回目の優勝を飾りました。大会の最優秀選手には、主将の川原大和選手(#1 政策科学部4回生)が選出されました。

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▼▼EVENT(公開講座など)▼ ▼

【1】[オンライン][無料][要事前申込]
【日本史探究】法王道鏡の軌跡(全2回)
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古代最後の女性天皇となる称徳天皇(孝謙太上天皇)は、764年に恵美押勝(藤原仲麻呂)の乱を経て重祚しました。彼女は歴代天皇のうち唯一の「出家天皇」であり、尼の身分のまま即位し、仏教の師と仰いだ道鏡を大臣禅師から太政大臣禅師、そして法王と、空前の地位につけたのです。称徳天皇の崩御後、皇嗣を目論んだというかどで下野薬師寺に左遷される道鏡、本講義では、法王道鏡を生みだした背景と、道鏡に関する情報の虚偽、評価の妥当性について、再検討を試みます。
[日時]2025年7月26日(土)・8月23日(土) いずれも10:00ー12:00
[会場]オンライン
[講師]本郷 真紹(立命館大学文学部 特命教授)
[定員]各回200名 ※先着順となっておりますのでお早めにお申し込みください
[詳細・お申込み]https://www.ritsumei.ac.jp/open-univ/course/detail/?id=377

【2】[ハイブリッド][無料][要事前申込]
【立命館創始155年・学園創立125周年記念シンポジウム】強い国にならなくてもいい、尊敬される国 日本になるべき ー西園寺公望がみた未来ー
rclub/imge20250724 c_event02
「昭和100年」にあたる本年、あらためて「最後の元老」といわれ、立命館の学祖でもある西園寺公望の軌跡を辿り、現在のような時代だからこそ生きる西園寺公望の思想・哲学を問うためのシンポジウムを開催します。西園寺公望の生きた昭和初期と現代とが「相似形」に見えるという切り口から、現代人がこの状況をどう捉え、どう考えるべきか、「歴史」「外交」「教育」の視点で、縦横に語ります。
[日時]2025年8月31日(日)13:30ー15:30
[会場]ハイブリッド(会場+オンライン) 
    会場:ステーションコンファレンス東京(サピアタワー5F)メインホール
[講師]
 <スピーカー>
  磯田 道史(国際日本文化研究センター 教授)
  西園寺 裕夫(公益財団法人五井平和財団理事長)
  薮中 三十二(学校法人立命館理事・元外務事務次官)
 <コーディネーター> 
  本郷 真紹(立命館大学文学部特命教授・学校法人立命館理事補佐)
[定員]会場 400名/オンライン 1000名 ※先着順となっておりますのでお早めにお申し込みください
[詳細・お申込み]https://www.ritsumei.ac.jp/open-univ/course/detail/?id=374

【3】[@衣笠][オンライン][無料][要事前申込]
立命館土曜講座 
rclub/imge20250724 c_event03
<8月のテーマ> 
戦没画学生と対話する ー無言館とは何かー
企画:立命館大学国際平和ミュージアム

8月23日(土)10:00ー11:30
「若き表現者」たちが遺した「若き表現者(あなた)」へのメッセージ  
戦没画学生慰霊美術館 無言館 館主 窪島 誠一郎       
[会場]衣笠キャンパス末川記念会館+ZOOMウェビナー
 
8月30日(土)10:00ー11:30
無言館と立命館をつなぐもの
立命館大学国際平和ミュージアム 名誉館長 安斎 育郎
[会場]衣笠キャンパス末川記念会館+ZOOMウェビナー

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