RITSUMEIKAN 立命館大学



最新号


立命館CLUB 【VOL.269】

 2025 年06月27日

No.269の記事一覧

立命館CLUB【VOL.269】 / ▼学園ニュース▼
▼EVENT(公開講座など)▼ / ▼EVENT(スポーツ/学芸)▼
▼輝く学生インタビュー▼  / ▼立命館学園創立125周年「Social Impact 寄付」へのご協力のお願い▼ / ▼第269号読者プレゼント▼

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▼立命館CLUB【VOL.269】▼

立命館CLUB会員の皆様こんにちは。
梅雨明けが待ち遠しいこの頃、いかがお過ごしでしょうか。京都では、しっとりとした雨に洗われた新緑が一段と輝きを増し、風情ある景色が広がっています。さて、今年学園創立125周年を迎える立命館では、障害のイメージ変容と福祉を起点に新たな文化の創出を目指す「ヘラルボニー」や、伝統と革新を融合させながら個性を尊重するライフスタイルの提案を行う「ユナイテッドアローズ」などとのオリジナルコラボグッズを開発し、立命館大学生協およびオンラインショップにて販売を開始しています。 

◆ユナイテッドアローズ立命館学園創立125周年記念オリジナルグッズ 
立命館のタグライン「Futurize.」をデザインアイコンに据え、学園の目指す未来像を表現したTシャツ、ソックス、ハンドタオルなどを展開。
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◆立命館オリジナルボールペン・ノートブックwith HERALBONY 
独創的なアート作品に、「RITSUMEIKAN」の文字が入ったオリジナルボールペン、ノートブックを展開。
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125周年関連グッズ、その他立命館オリジナルグッズもございますので、ぜひオンラインショップ(https://creohuman.square.site/s/shop)をご覧ください。 

 


▼▼学園ニュース▼ ▼

【1】衣笠アートヴィレッジ フェスティバルを初開催 
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6月1日(日)、立命館大学衣笠キャンパスおよび衣笠周辺エリアにて「衣笠アートヴィレッジ フェスティバル」を開催しました。当日は地域の皆さまをはじめ、小さなお子様連れのご家族からご年輩の方まで、およそ12,000名もの方々にお越しいただき、キャンパス内外70を超えるアート企画やパフォーマンスなどをお楽しみいただきました。衣笠キャンパスでは、アートをテーマとした多くの作品を執筆されている原田マハ氏と、ARTISTS’ FAIR KYOTOなどをプロデュースする高岩シュン氏によるアート対談をはじめ、日本・世界を舞台に活躍される方々をお招きしたアートイベントや、ヘラルボニーによるアートエキシビション、2026年度に開設予定のデザイン・アート学部/研究科に関連した企画などが行われました。

【2】国家公務員総合職試験 合格者数62人で西日本私大1位に 
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5月30日(金)、2025年度春の国家公務員総合職試験の最終合格者が人事院より発表され、立命館大学からは62人が合格。合格者数で全国6位、早稲田大学に次ぐ私立大学2位、西日本の私立大学で1位となりました。立命館大学では、現役の国家公務員総合職による講演会・ディスカッション、政策立案ワークショップなどを通じて、低回生時から行政リーダーとしての素養やマインドを養成するプログラム「立命館霞塾」を2013年から開講するなど、公務員を目指す学生のキャリア支援に力を入れて取り組んできました。また、エクステンションセンターでは、高い合格実績を誇る公務員講座の運営や、充実した奨励金制度など、国家公務員総合職にチャレンジする学生を積極的にサポートしています。今後も学生たちの進路希望に寄り添いながら、日本の未来を担う公務員の養成に努めてまいります。

【3】サンフランシスコ事務所開設1周年記念イベントを実施
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5月27日(火)、カリフォルニア州シリコンバレーのJapan Innovation Campusにおいて、立命館大学サンフランシスコ事務所の開設1周年記念イベントを開催。在サンフランシスコ日本国総領事館、日本学術振興会サンフランシスコ研究連絡センター、ジェトロ・サンフランシスコ事務所など、学術機関、政府機関、企業など、幅広い分野から26名の方にご参加いただきました。立命館大学は、英国やベトナムなど7つの海外事務所を展開しており、サンフランシスコ事務所は米国西海岸を中心とした研究連携と教育連携の推進を目的として2024年2月に開設された7番目の海外事務所です。本学の副学長である三宅 雅人教授がサンフランシスコ事務所長を務めており、スタンフォード大学やカリフォルニア大学バークレー校を訪問し、新たな教育プログラムの開発について継続的に意見交換を行っています。立命館大学は、今後もサンフランシスコ事務所を拠点として、米国西海岸の学術機関や企業と連携を深め、宇宙、食、スタートアップなどの多岐にわたる分野での研究連携や留学プログラムの開発を進めていく予定です。

【4】【陸上日本インカレ】女子陸上競技部が総合の部で2位、トラックの部で優勝 女子400mHで瀧野未来選手、10000mWで柳井綾音選手が優勝
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学生日本一の栄冠を懸けた「第94回日本学生陸上競技対校選手権大会(日本インカレ)」が、6月5日(木)ー8日(日)にJFE晴れの国スタジアム(岡山市)で開催されました。立命館大学は、女子総合の部で2位、トラックの部では優勝という好成績を収めました。女子400mHでは、昨年の2位から記録を伸ばした瀧野未来選手が57秒22の好タイムで優勝。女子10000mWでも、昨年のパリオリンピック代表の柳井綾音選手が、44分18秒02の大会新記録を出し優勝を飾りました。

【5】第81回学生名人戦 将棋研究会の竹田健人さんが準優勝 
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           写真左:竹田さん  
         
6月7日(土)ー8日(日)、将棋の「第81回学生名人戦」が日本棋院東京本院で開催され、将棋研究会の竹田健人さん(理工学部2回生)が準優勝に輝きました。各地区の予選を勝ち抜いた32名の学生が頂点を争うこの大会で、大学生として初の全国大会に挑んだ竹田さん。持ち前の集中力と粘り強さを武器に、一手一手丁寧に指すことを心がけ、落ち着いて予選を勝ち上がりました。特に準決勝では、前年度の学生名人を相手に長期戦の末、最後のチャンスをものにして勝利を掴み取りました。いよいよ迎えた決勝戦は、持ち時間90分という体力の求められる大一番。後手向かい飛車で応戦した竹田さんは、急戦と持久戦が入り混じる中で、相手の攻めに竹田さんの受けという構図にて、読みの正確さを競いました。粘り強く戦い抜き、惜しくも敗れたものの、準優勝という輝かしい結果となりました。竹田さんの今後のさらなる活躍に、期待が高まります。 

【6】「月面探査・利用を産業化するための宇宙機器開発・人材育成拠点」を本格始動
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学校法人立命館は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が推進する宇宙戦略基金事業「SX研究開発拠点」において、技術開発課題「月面探査・利用を産業化するための宇宙機器開発・人材育成拠点」が採択されたことを受け、6月18日(水)、立命館大学びわこ・くさつキャンパスにてキックオフミーティングを開催しました。当日は、プログラムオフィサーである公益財団法人笹川平和財団 理事長 角南篤氏による開会挨拶に続き、研究代表者の佐伯和人教授(宇宙地球探査研究センター長)による構想および技術開発に関する説明などが行われ、オンライン参加を含め、学内外の研究者・企業関係者など約40名が集いました。あわせて拠点関連施設の現場視察や関係者間での意見交換会が実施され、活発に議論が行われました。

【7】漕艇部が第103回全日本ローイング選手権大会で女子舵手つきフォア5連覇
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5月22日(木)ー24日(土)、海の森水上競技場(東京都江東区)で「第103回全日本ローイング選手権大会」が開催され、体育会漕艇部が女子舵手つきフォアで優勝し、5連覇を成し遂げました。また、男子ダブルスカル、女子軽量級ダブルスカルでも準優勝に輝きました。女子舵手つきフォアには瀬川咲新選手(スポーツ健康科学部4回生)、本部七海選手(スポーツ健康科学部2回生)、林奈央選手(スポーツ健康科学部2回生)、新徳真夕選手(経済学部4回生)、伊藤杏華選手(総合心理学部3回生)の5人が出場。決勝戦では前半から強みである「一本の長さ」を生かして他の艇よりも前に出る作戦を立て、逆風でありながらも良いリズムの中で艇を進めることができました。勝負を仕掛けると決めていた第3クォーターでも他の艇との差を広げ、その結果1番にゴールラインを通過。強みを存分に発揮することができたレースでした。

【8】第20回「平井嘉一郎研究奨励賞」、第2回「平井嘉一郎優秀論文賞」授賞式を開催
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5月30日(金)、衣笠キャンパスの平井嘉一郎記念図書館にて、第20回「平井嘉一郎研究奨励賞」、第2回「平井嘉一郎優秀論文賞」授賞式を開催しました。
平井嘉一郎研究奨励賞は、ニチコン株式会社の創業者として社業の発展に努められ、同社代表取締役会長、名誉会長として、地元京都はもとより、我が国の工業界の発展に貢献された 故・平井嘉一郎氏<本学法学部1940(昭和15)年3月卒業>のご令室 平井信子様のご厚意にもとづき、本学法学研究科ならびに法務研究科の大学院生の研究を奨励することを目的として2006年に創設されました。また、平井嘉一郎優秀論文賞は、志望進路を目指して日々勉学に励む本学法学部の学生を奨励し、これにより社会の発展に寄与する人材を育成することを目的として設けられ、今回が第2回目です。式典では、仲谷善雄学長が受賞者に祝辞を述べ賞状を授与、平井信子様から副賞が贈呈されました。平井嘉一郎研究奨励賞を受賞した法学研究科博士課程前期課程1回生の金原悠介さんは、「応援してくださる周りの方々、そしてこの図書館で研究することができる日々に心から感謝し、これからも研鑽に励みます」と今後の抱負を述べました。平井信子様は、「全ての人が平等に、楽しく、平和な生活ができる社会づくりのため、自らの研究に一層励んでいただき、グローバルな人材になっていただきたい」と受賞者への励ましと期待のお言葉を送られました。

【9】塩野麻子専門研究員が 第19回日本科学史学会学術奨励賞を受賞
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塩野麻子専門研究員(衣笠総合研究機構)の博士学位論文『近代日本における結核管理―病原菌と人間との関係をめぐる歴史研究』(2024年)が、第19回日本科学史学会賞 日本科学史学会学術奨励賞を受賞しました。本賞は、科学技術史の分野において独創的な研究業績をあげつつあり、当該分野の将来を担うことが期待される研究者に対して授与するものです。塩野専門研究員は受賞コメントの中で、「今後もさらに研究に邁進し、科学史及び技術史分野に貢献できるよう努めて参ります」と述べ、日頃より研究活動を支えてくれる多くの方々に感謝の意を示しました。

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▼▼EVENT(公開講座など)▼▼

【1】[オンライン][無料][要事前申込]
【現代社会を読み解く】災害から考える人間の尊厳と暮らしーレジリエンス社会への希求
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日本は、「災害列島」と呼ばれるように、地震・津波・台風・火災あるいは人為的災害など、多くの災害を経験してきました。災害は、人びとの暮らしやいのちを脅かし、時に大きな被害をもたらします。2011年の東日本大震災および原子力災害を経験した「ふくしま」を題材にして、災害が起きても尊厳のある暮らしを維持するために、私たちはどんなことを考えていかなければならないか。一緒に考えていきましょう。
[日時]7月17日(木) 19:00ー20:30
[会場]オンライン
[講師]丹波 史紀(立命館大学産業社会学部 教授)
[定員]1000名 ※先着順となっておりますのでお早めにお申し込みください
[詳細・お申込み]https://www.ritsumei.ac.jp/open-univ/course/detail/?id=372

【2】[オンライン][無料][要事前申込]
【現代社会を読み解く】「調べて終わる探究」から「問いを育てる学び」へ ー主体的に考える力を育む教育心理学の視点から
rclub/imge20250627 c_event02
探究的な学びが広がる中で、子どもたちの学びが「調べて終わる」段階にとどまり、思考の深まりにつながらないという悩みが多く聞かれます。その背景には、思考そのものの不足だけでなく、「考えたつもり」になってしまう心理的な傾向があるのではないでしょうか。この講義では、教育心理学の視点から、そうした現象をひもときながら、子どもが問いを立て、自ら考える力を育んでいくために、大人がどのような関わりをすればよいのかを探っていきます。
[日時]7月22日(火) 19:00ー20:30
[会場]オンライン
[講師]川那部 隆司(立命館大学文学部 准教授)
[定員]1000名 ※先着順となっておりますのでお早めにお申し込みください
[詳細・お申込み]https://www.ritsumei.ac.jp/open-univ/course/detail/?id=373

【3】[@衣笠][オンライン][無料][要事前申込]
立命館土曜講座 
rclub/imge20250627 c_event03
<7月のテーマ> 
在りし琉球王国を甦るー琉球人行列絵巻と首里城復元
企画:立命館大学アート・リサーチセンター

7月12日(土)10:00ー11:30
絵巻に息づく琉球使節  
立命館大学衣笠総合研究機構 准教授 Seifman Travis       
[会場]衣笠キャンパス末川記念会館+ZOOMウェビナー
 
7月19日(土)10:00ー11:30
平成と令和の復元首里城について:復元根拠の変遷  
京都大学大学院 人間・環境学研究科 名誉教授 伊從 勉                                                                                                           
[会場]衣笠キャンパス末川記念会館(後日見逃し配信あり)

詳細はコチラ≫

【4】[@OIC][オンライン][無料][要事前申込]
2025年度RARA主催シンポジウム「アート×テクノロジーが“可視化”する未来研究デザイン── 異分野融合で挑むデジタル・パブリックヒューマニティーズ」
rclub/imge20250627 c_event04
先端技術が飛躍的に発展する今、身体感覚を伴うアートやデザインの価値が再認識され、領域を超えたコラボレーションが世界規模で生まれ始めています。RARAにおいても理工系の技術と人文・芸術研究を横断し、学内外の先端知を結ぶNodes(結合点)の形成と新たな知の創出に取り組んでいます。そうした知を共有し、アートとテクノロジーが可視化し拡張する私たち人間の叡智や体験、場所、研究の未来を考えるシンポジウムを開催します。

[日時]7月12日(土)13:00ー17:40
[会場]場所:大阪いばらきキャンパス H棟2階 ラーニングインフィニティホール
    ※オンラインライブ配信とのハイブリッド形式
[講師]西浦 敬信 (立命館大学RARAアソシエイトフェロー/情報理工学部教授)
    田中 覚 (立命館大学RARAフェロー/情報理工学部特任教授)
    中山 雅貴 氏 (Senior Vice President, Studio Head, Sony Innovation Studios)
    廣田 ふみ 氏 (プロデューサー/株式会社イッカク代表取締役)
    モニカ・ビンチク 氏 (メトロポリタン美術館ダイアン&アーサー・アビー日本工芸キューレーター)
    赤間 亮 (立命館大学RARAフェロー/文学部教授/アート・リサーチセンターセンター長)
    松葉 涼子 (立命館大学文学部教授/デザイン・アート学部、デザイン・アート学研究科設置委員会委員)
[定員]現地200名/オンライン400名 ※先着順となっておりますのでお早めにお申し込みください
[詳細・お申込み]https://rararits250712.peatix.com

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