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第3回 医師 早川一光を語る会

第3回 医師 早川一光を語る会

「僕の先生は患者さん、家族、そして地域」

date_range2023年5月13日(土) 13:00~16:30(開場12:30)

place会場:立命館大学 衣笠キャンパス 創思館カンファレンスルーム
オンライン会議システム「Zoom」同時開催

notifications参加無料・事前申し込み/定員100名(会場)

notifications申し込み締め切り
会場参加:4月30日(日)、オンライン参加:5月6日(土)

※会場参加の応募者が多数の場合、締め切り後、抽選で選ばさせていただきます。会場参加の可否はメールもしくは郵送にてお知らせいたします。漏れた方は、オンラインでご参加をお願いいたします。

衣笠キャンパスへのアクセスはこちら

京都西陣で長年地域医療に力を注いできた早川一光が、2018年に亡くなってから今年で5年目、数えで100歳になります。戦後間もなくに白峯診療所を設立し、堀川病院、さらに美山診療所で半世紀以上にわたり医師として働いた早川。その後は自宅の和室に「わらじ医者よろず診療所」を開設し、医療、看護、介護のあり方や、いのちや健康について自分たちの問題として考えていく大切さを亡くなる瞬間まで発信し続けました。

早川が一貫して求めたのは、「たとえ病気を治せなくてもともに生きる道」でした。人生の主人公は患者、家族、そして地域の人たちで、医療者はあくまでも支える者である、ひとりで抱え込まずに、みんなで考えていこうと訴えました。

数多くの患者や住民の活動が生まれましたが、その中で現在に至るまで活発な活動を続けているのが、「認知症の人と家族の会」です。

人生100年時代と言われる今、「治せない病気とどう向き合うか、どう死にゆく人とともに生きるか」という誰もが直面する課題について、早川一光が西陣の住民たちとともに行った実践を手掛かりに、この5年の節目にみなさまと考えていきたいと思います。

「第3回 医師 早川一光を語る会"」チラシ

早川一光(はやかわ かずてる)

1924年生。京都府立医科大学卒業後、京都西陣に住民出資の白峯診療所を創設。堀川病院に発展し副院長、院長、理事長を歴任し地域医療に一心。1997年から京都府下美山診療所で農村での地域医療に尽力後、京都市内にわらじ医者よろず診療所を開設、患者・家族の訴えに耳を傾けた。1987年より2018年まで毎週土曜日KBS京都ラジオ「早川一光のばんざい人間」で番組パーソナリティーを担当。総合人間研究所所長。2018年6月死去。

早川一光

白峯診療所前で、早川と地域理事とともに

プログラム

12:30

開場

13:00~13:05

開会挨拶

早川 岳人(立命館大学地域健康社会学研究センター 教授・センター長)

13:05~13:45(13:45~13:50 休憩)

基調講演 「早川一光のバトンとは何か」 

徳永 進(医師 野の花診療所所長)

13:50~14:05

<ビデオ上映> 早川一光の語り「僕の先生は患者さん、家族、そして地域」

認知症の人と家族の会「ともに学ぶ理念と未来の会」研修会 (2018年1月14日開催)より

14:05~16:05

パネルディスカッション「早川一光の教えは今も生きているか」

パネリスト

  • 中島 紀恵子(元大学教員、老年看護学分野、認知症の人と家族の会顧問)
  • 奈倉 道隆 (老年科医師 東海学園大学名誉教授)
  • 徳永 進  (野の花診療所所長)
  • 高見 国生 (認知症の人と家族の会前代表理事)
  • 鈴木 森夫 (認知症の人と家族の会代表理事)

進行

川村 雄次(NHKディレクター)
早川 岳人

16:05~16:10

閉会挨拶

16:10~16:30

写真動画「見えない虹」

制作:京都新聞社記者 松村和彦 ©京都新聞社

*当日使用する映像にはそれぞれ著作権がありますので、語る会の模様を録音、録画、スクリーンショット等での記録はお断りします。

抄録資料ダウンロード

第三回 医師 早川一光を語る会「僕の先生は患者さん、家族、そして地域」は終了しました。

参加申込み

申込方法

申し込みは、応募フォーム、FAXからお願いいたします。

お問い合わせ

立命館大学 衣笠総合研究機構 地域健康社会学研究センター気付
「医師 早川一光先生を語る会」事務局

〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1

メール:warajiisha@gmail.com

FAX:075-466-3347

主催、共催

主催:立命館大学地域健康社会学研究センター
共催:人間科学研究所インクルーシブ医療社会サービスプロジェクト