2026.03.17
澤岡友輝 専門研究員『見えない障害が生じた人たち――高次脳機能障害の社会学』を出版
衣笠総合研究機構 専門研究員の澤岡友輝さんが、『見えない障害が生じた人たち――高次脳機能障害の社会学』を出版されました。
「見えない障害」とされる高次脳機能障害をテーマに、当事者や支援者への聞き取りを通して、社会との関わりや配慮のあり方を考察した一冊です。
高次脳機能障害や発達障害、軽度身体障害など見えにくい障害をめぐる現状を知る手がかりとして、関心をもつ多くのかたに読まれることが期待されます。
■澤岡友輝 専門研究員からのコメント
このたび、博士論文をもとに執筆した書籍を生活書院より出版していただきました。ご協力いただいたみなさま、ご指導いただいた先生がたに心よりお礼申し上げます。
高次脳機能障害は後天的な障害で身体的特徴がなく、その症状は「忘れやすい」「疲れやすい」など障害のない人にもある程度共通してみられます。こうした特徴と自己開示(高次脳機能障害を伝えること/伝えないこと)に着目し、聞き取り調査を行いました。2025年12月16日に「高次脳機能障害者支援法」が成立したこともあり、高次脳機能障害をめぐる合理的配慮について考える一冊となっています。本書では、規範からの逸脱に対応した合理的配慮のあり方を提示しています。
当事者のかた、支援者のかた、企業のかた、医療従事者のかたなど、広くお手に取っていただけますと幸いです。