2025.10.22
    
【開催報告】10月16日(木)衣笠ライスボールセミナーが開催されました
今回のテーマは「植民地朝鮮と予言書『鄭鑑録(ていかんろく)』
衣笠総合研究機構 専門研究員の朴海仙さんにご講演いただきました。
会場参加14名、オンラインは、のべ37名の方々にご参加いただきました。
「鄭鑑録」を中心に、植民地朝鮮における予言書と民衆宗教の関係について講演いただきました。歴史資料や宗教運動の事例を通じて、予言が人々の心に与える影響や、支配と抵抗の関係を考える貴重な機会となりました。
参加者からは「正本を定めることで権力が民衆の動きをコントロールしようとする構図は今の政治にはあまり見られないと感じ、おもしろかった」といった感想が寄せられました。
朴海仙さんは2025年度 第11回中村元東方学術奨励賞を受賞されています
拙著『植民地朝鮮の予言と民衆宗教』(2024、法藏館)