2026.06.15

【開催報告】6月11日(木)衣笠ライスボールセミナー

2026年6月11日、ライスボールセミナーを開催しました。
今回は、衣笠総合研究機構 専門研究員の上野祥さんを講師に迎え、「独裁政権とリベラルな国際規範―エジプトを事例に」をテーマにご講演いただきました。

会場には27名、オンラインでは延べ36名が参加しました。

講演では、権威主義体制とリベラルな国際規範の関係について、エジプトを事例に分析が行われました。エジプト政府は2021年、女性の権利を制約するものとして国際的に批判されてきた個人身分法の改正法案を提出したが、国内で批判を受けて最終的に成立しなかった。この提出の背景として国際的評価と国内の支持基盤の動向への配慮があった可能性が指摘されました。この事例は、権威主義体制が国際規範に戦略的に対応する可能性を示すとともに、国内政治とのバランスの中で改革の進展が制約される側面もあると締めくくられました。

参加者からは、
「女性の権利の改善に対する行動は表面上、パフォーマンス上として行われているのだなと思いました。実現できる未来がくるといいと思いました」「個人身分法が具体的にどんな問題を含んでいるか、自分で調べてみようと思いました」
といった感想が寄せられました。


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