みんなが力を発揮できるように
大川達弥さん(生命科学部3回生)
BKC自治会サークル連合で2010年度委員長を務める
BKC自治会サークル連合は、学内で活動している140もの登録団体が活動しやすいように支援をしているところです。今、衣笠とBKCでは、約500もの課外活動団体があるため、ゆずりあって場所を使っています。でもその内のほとんどの団体が学内での練習場所がなく、練習ができていない状況です。
特にスポーツ団体はグラウンド使用日が重なってしまうと、地域の小学校のグラウンドで練習をしています。そうなると施設料などもかかってしまい、部費だけではまかなえない状況にあります。
今年は初めての取り組みで、すべてのサークル団体へ施設に対するアンケートを行いました。新歓期が終わった直後と秋に、施設の使用状況やどういう施設を望んでいるかといったことについて、足を使って140もの団体に1つずつヒアリングをしました。ジャンルもバラバラだったので、本当に大変でしたね。でも、新歓期直後のヒアリングの成果は大きく、後期にどういう風に支援していこうかと考えるいい目安にもなりました。またアンケートからは、「他の団体と重なってしまい、学内の施設が使えない」という意見や、グラウンドの整備、照明の設置要望など、さまざまな声を聞くこともできました。
まとめた課題はすべて学生部に提出しました。今年度は登録団体の要求を少しでも多く吸い上げることができ、まずは満足をしています。
またそういったサポートだけではなく、学内で行われる野球やサッカーのリーグ戦を企画したり、運営を手伝ったりもしています。そうやって関わったサポート団体から、講演会が成功した話や大会で優勝したという話を聞くと僕まで嬉しくなります。
委員長になってから、自分が発言する機会も増え、ものごとを論理的に考えられるようになりました。また団体の方と話す機会も多く、積極性や協調性もより身につきましたね。これからも、みなさんがもっと活動をしやすいように、そしてよりよい成果をあげてもらえるように頑張りますので、みなさんもご協力をお願いします。