自信を持てること、自分の武器を見つけるために
高橋 愛子さん(国際関係学部4回生)
2011年度立命館大学・大学院入学式 ステージトークに出演
私が超えたボーダーは「国境」です。以前から留学をしたいと考えていて、留学先を探していたところ、台湾という選択肢を見つけました。周りの友人たちが欧米の大学に留学する中、英語圏に行くことだけが留学ではないと思い、中国語という武器を身につけるため留学先に、台湾を選択しました。留学後すぐに文化の違いを感じ、特にカルチャーショックを受けたのが時間に関すること。集合時間に間に合うように行くと、現地の人たちは、当然のように遅れてくる。その他にも生活をしていく中で世界中の地域から集まった人たちと交流しているうちに、自分の常識は世界では通用しないということを学びました。しかし,台湾の人たちは、困ったことがあれば、「知り合い同士、隣人同士で助け合う」というような、まるで昔の日本人のような温かさも持っていました。
留学していた1年間では学び足りなかったことや、現地で出会った人たちの親しみやすさもきっかけとなり、2年目は休学をして、再び台湾に留学。現在は、英語や中国語をツールとした会社で働きたいと考え、メーカーを中心に就職活動を行い、志望していた機械メーカーで、無事に内定を頂くことができました。
立命館大学に来ていなかったらと、今では考えられないほど、私はここで変わることができました。オープンキャンパススタッフや留学など、貴重な経験を通じて、自分自身を変えられたのだと感じています。資格取得やボランティアなど、この大学には様々な可能性が用意されています。みなさんも自分の成長のために自信をもてる何かを、ぜひ見つけてみてください。
- 取材・文
- 正木洋介(経営学部4回生)