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358 -  気持ちを込めたパフォーマンスで、みんなと楽しみたい!

気持ちを込めたパフォーマンスで、みんなと楽しみたい!

(前列左から)中島直人さん(経営学部3回生)、古谷一真さん(経営学部3回生)
北川智規さん(経済学部3回生)
(後列左から)亀山秦華さん(経営学部3回生)、大内隆寛さん(理工学部3回生)


ダブルダッチサークルFusion of Gambit チーム「Ballon D'or」のみなさん

全国大会『Double Dutch Delight Japan 2011』で準優勝!
2011年世界大会『第20回ダブルダッチ・ホリデークラシック』で
初出場2位を獲得!!

  • No.358
  • 2012年2月27日更新
「Fusion of Gambit」は、BKCで活動しているダブルダッチサークルです。
私たちのチーム「Ballon D'or」は、2回生の春に結成。全員3回生で、引退がかかった最後の大会だったので、特に気持ちが入っていました。

昨年、夏に行われた関西大会は、全国に行くための通過点。だからこそ、絶対に外せないと今までの中で一番緊張した大会になりました。その大会で2位に入賞し、昨年に続き2回目のサークル初となる全国大会に出場しました。全国大会は、関東、関西の各上位5チーム、東北、南の各上位1チーム、敗者復活の1チームの計13チームが参加。関東と関西を合わせて10チームが参加。その中から、上位3チームが世界大会に出場できます。

結果発表の時、各チームが演技で使用した曲が流されます。3位が発表され、「もう無理かも」と思いました。しかし、2位に自分たちの曲が流れた瞬間は、信じられない気持ちでいっぱいになりました。受賞したことで自信がつき、世界大会でも「いつもどおりの自分たちを出そう」という気持ちでいました。でも、練習をしたくても、メンバー同士の予定はすれ違い、会えるのは少しの時間だけ。短い時間でも集中して取り組み、1回1回の練習を大切にしました。その結果、ミスも減って、納得のいく演技に仕上がりました。



昨年12月にニューヨークのアポロシアターで行われた世界大会。ダブルダッチをする人にとって、ここは夢の舞台なんです。私たちにとっても見たことのない世界でした。世界で選ばれた約20チームが戦います。海外ではダイナミックなパフォーマンスが多く、圧巻の演技。でも、細かいパフォーマンスは日本チームの方が得意なので、そういった部分をアピールするようにしました。

一番最初に演技をしたのは、昨年王者の日本体育大学日本大学でした。本番でもミスがなく、その演技を見た時だけは焦りましたが、後悔しないように、みんなで「思い切り楽しんでやろう」と改めて、気持ちを1つにしました。

本番では、体全体を使って演技し、お客さんを巻き込んでいくことができました。「ミスしないように」と思うと何も見せられなくなりますが、3つの大会を通し、舞台ではまず自分たちが楽しみ、お客さんとやり取りし、一緒に世界をつくりあげていくことが必要だと気づきました。慣れることなく、つねにベストなものが見せられるよう、1回1回、気持ちを入れたパフォーマンスをすることができたと思います。


-初めて世界に行ってみて、印象に残った出来事は?

(古谷さん)
セントラルパークで練習をしていた時のこと。気がつくと、周りにたくさんの人が集まっていたのでビックリしました。中には撮影をしている人も。日本では考えられない出来事でしたね。

(亀山さん)
パフォーマンス中、私はずっとサザエさんのような髪型をしていたんですが、現地では演技が終わった後「その髪形いいね!」って何度も褒めてもらえました(笑)
あとみんなで自由の女神を観光しに行った時に、日本人の女子大生と出会ったので、大会に出場することを伝えると、当日応援しにきてくれたんです。まさか来てくれるとは思っていなくて、とってもうれしかったですね。

-チームの魅力を教えて下さい。

(中島さん・古谷さん)
個々の個性を発揮していることがチームの強みであり、色であると思います。チーム力は、どのチームにも負けていないと思いますし、それまではガムシャラにやっていましたが、みんなで楽しくやることが大切だと気づくことができました。大会を通じて、チーム全体が成長し、1人1人の個性を思う存分だせたと思います。

-みなさんが活動を通じて感じたことや今後の目標をお願いします。

(北川さん)
僕は演技が始まる前に、ステージで観客に向かって叫ぶのですが、いつも勇気がいります。でもこれも大事な見せ場の1つ。みんなによかったと言ってもらえるよう、思い切りやることを心がけました。社会人になってもダブルダッチを続けて、またみんなで大会を見に行ったり、集まったりしたいと思います。



(亀山さん)
労を惜しまず努力すると結果はついてきますし、自己成長するきっかけにもなります。ダブルダッチはチームワークが大切。ここで人間関係も学べました。私はこのチームで唯一の女子なので、同じ立場の女子が輝けるように、これからは支えてあげたいです。

(大内さん)
入学するまでダンスをしたことはありませんでしたが、3年間、一生懸命やってきて、結果を残すことができました。こんなに自分と向き合ったのも初めてだと思います。メジャーなスポーツではないですが、多くの人にやってほしいですね。今後は後輩も応援しながら、引退した人たちでチームを作り、大会にも出場してみたいですね。



(古谷さん)
小・中・高校と、サッカーをしていた10年間よりも、この3年間の方が濃かったといえるほど、いろんな経験をしました。個人でもチームでも成長できたと思います。この経験を自分たちの後輩に伝えていかなくてはと思いますし、後輩たちが世界に出られるチームになるよう、どんどん普及活動をしていきたいです。

(中島さん)
中学・高校とサッカーをしていましたが、結果はでませんでした。ダブルダッチは頑張った分だけ結果がついてくるスポーツ。困難・課題を見つけて解決していく中で、自分も成長できました。また自分がしたいことではなく、求められているものは何かを考えるきっかけにもなりました。就職活動が終わったら、後輩が「見たい!」と思えるようなパフォーマンスを続けて、普及活動もしていきたいと思います。

最後に・・・
ダブルダッチは、辛いときもあるけれど、いろんな部分が成長できるスポーツ。自分で時間をつくれる大学生の内に、ぜひみなさんにも挑戦してもらいたいと思います!

          

◆みなさんのアツいパフォーマンスを、ぜひ動画でもお楽しみ下さい!!

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