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443 -  受け継いだ理念と、最高の仲間で“夢の関西制覇”を目指したい!!

受け継いだ理念と、最高の仲間で“夢の関西制覇”を目指したい!!

高瀬隼斗さん(経営学部4回生) 写真:【左】
七尾俊輔さん(法学部4回生)  写真:【中央】 男子ラクロス部主将
金光慶大さん(経済学部4回生) 写真:【右】

立命館大学 男子ラクロス部

  • No.443
  • 2012年9月26日更新
僕たちラクロス部には、両キャンパス合わせて約120名の部員が在籍しています。ラクロスは、一般的に「地上最速の格闘球技」と呼ばれるぐらい激しさのあるスポーツで、僕たちのチームは大学からラクロスを始めたメンバーがほとんどですが、週5日、朝8時半からお昼頃まで強くなるために練習をしています。今年の春に入った1回生メンバー40名も、夏の新人戦を終え、ようやくデビューを迎えました。1回生メンバーにも常に「練習をやった分だけうまくなるよ」と伝え、みんなで練習に励んでいます。



先月から「第23回関西学生ラクロスリーグ戦」も始まり、今は、関西制覇に向けてチーム一丸となって戦っています。そんな僕たちラクロス部が掲げている大きなチーム理念に「人間的成長」という言葉があります。ラクロスで強くなるだけではなく、人として成長しなければ、みんなから応援されるチームにはならない。それが社会貢献にも繋がるのだという意味も含まれています。

これまでの最高順位は2位なので、僕たちはまだ関西制覇を達成したことがありません。ただ4回生にとっては最後の年なので、今年こそは、その夢を果たしたいと思っています。そのために、今年の4月からは、新たに学生コーチが指導するスタイルをとっています。4回生の中から選ばれた学生コーチたちが、外からチームを客観的に見て、メンバーの指導をしてくれています。今までは選手同士で教えていたので、指導に時間をとられていたのですが、運営も学生コーチに全て任せられるので、幹部の選手たちも技術的の向上に注力し、プレーに集中できる時間が格段に増えました。

ただ、去年まで一緒にプレーしていたメンバーの一部が選手を辞め、コーチを務めてくれているので、プレーする選手も覚悟を持って1年間を過ごさないといけないという気持ちを持ちながら、取り組んでいます。コーチになったメンバーは、「自分がプレーヤーとして試合にでるのと、コーチになるのとどちらが関西制覇に近づけるか」を悩んだ結果、コーチを引き受けてくれていることもあり、優勝したら、まずそのメンバーを“胴上げしたい”という感謝の気持ちが、僕たちの中では、ものすごく強いですね。

またリーグ戦に入る前に、ラクロス部の理念をつくってくれた先輩方もチームの激励に来て下さいました。その時、「言い合える関係性を作るように」というアドバイスをいただき、試合前に改めてチームの結束を確認しあうためのいい機会になりました。

理念でもある「人間的成長」をメンバー120人全員が行えたら、チームの人間的成長にもつながります。ただ、それは試合に勝たなければ証明できないことなので、今年は「勝ち」にこだわっていきたいと思っています。ラクロスの試合は1度見にきてもらえたら、きっと面白いと思うのですが、なかなかその“1回”に来てもらえないのが僕たちの悩みでもあります。そんな一般の方でも足を運びやすいような一戦が、今週、行われます。

9月29日(土)に京都の宝ヶ池競技場で行われる同志社大学との一戦は、立命館大学の応援団やチアリーダー部の応援も入る、毎年恒例の大きな一戦です。

試合前には、選手紹介やルール説明も行われるので、ラクロスの事を、あまり知らない人でも楽しんでいただけると思います。また得点が入った時はいろいろと音楽も流れるので、みんなで盛りあがれますよ。僕たち選手も、みなさんから応援されると嬉しくなりますし、こういった大きな公開試合は、今年が最後なので、ぜひその「臨場感」をみなさんにも味わってほしいと思っています!!



―ラクロスのやりがいは?

(金光さん)
ゼロから自分たちでチームを作り、プレーできたことですね。自分たちの活動は4年間で終わりますが、やりがいもあり、楽しかったです。
僕はこの部に入って本当によかったと思いますし、一生懸命続けてきてよかったと思える環境がラクロス部にはありました。人によって興味をもつ対象も価値観も違うので、そこを否定はしませんが、もし1回生のみなさんの中で、ラクロス部に興味を持ってくれた人がいたら、ぜひ見学に来てください。どんな人が活動しているのか、活躍しているのかが伝わると思います。いずれはプレーにも挑戦してもらえたらと思います。

(高瀬さん)
人のいいメンバーが集まっているところですね。部によって空気感ってあると思うんですが、ラクロス部は全ての部が混ざったような雰囲気を持っています。常に新しい雰囲気の中でプレーできますし、4年間活動してきたこのメンバーと関西制覇したいと思っています。
またラクロス部には監督がいないので、回生に関係なく、自分たちがやりたいことをやっていけるところも魅力かな、と思います。とにかくいろんな事に“アツい”部ですね。

(七尾さん)
大学からラクロスを始めて、自分自身がどこまでいけるかということを試せた点と、そんな体制を自分たちの手でつくっていけるところです。
3、4回生になると考えることも増えますし、どういう風にチームを作っていけばいいのかみんなとも話し合いましたし、自分自身の人間的成長に繋がるような環境がある所だと思います。
「学生コーチ」という体制が始まる直前は、最後の1年を選手としてプレーできないというコーチの思い、またコーチとして、メンバーに依頼しなければいけない選手の葛藤など、みんながそれぞれ抱えていた思いがありました。今、それを乗り越えられたことで、みんながそれぞれ成長できたのではないかと思っています。

―今後の目標を教えて下さい。

(金光さん)
僕には同年代で早稲田大学に所属し、ラクロスをやっていた友達がいました。
彼に負けたくないし、彼が残した成績を超えたいという夢があります。
あいつができたなら俺にもできる。最後の年となる今年こそは、その夢をかなえたいですね。

(高瀬さん)
学生コーチを胴上げすることですね!

(七尾さん)
新しい伝統をつくることです。関西制覇を達成することは、新しい体制として指導した学生コーチが認められる事にもつながりますし、それは僕らの結果次第だと思っています。
創部以来21年間の夢を叶えた「代」として、新しい歴史を作りたいです。

―最後に、読者のみなさんへ、メッセージをお願いします!

絶対、関西制覇をします!
ぜひ会場でその感動を一緒に味わいましょう!!!




              ~お知らせ~

 『立命館大学×同志社大学を、みんなで応援に行こう!!』

【日時】:9月29日(土) リーグ1部 10:00試合開始
【場所】:京都・宝ヶ池球技場

当日は、立命館大学応援団、チアリーダー部による応援もあります!
みんなでラクロス部を応援に行こう!!

【リーグ戦のチケット情報について】

チケットについては、ラクロス部のみなさんまでご連絡ください!
また毎週火、水、金、土、日曜日の午前中は、BKCの第3グラウンドで練習されています。チケットを入手したい方は、そちらにも足を運んでみてください。快く対応してくださるそうです!


■第23回関西学生ラクロスリーグ (今後の試合日程はこちら)
※日本ラクロス協会 公式サイト「.Relax」をご覧下さい
http://www.lacrosse.gr.jp/topics_detail1/id=738


■立命館大学男子ラクロス部ホームページ
http://rits-lax.d2.r-cms.jp/

【簡単!ラクロス まめ知識】

ラクロスは10人で試合を行います。チームのメンバーは、アタック(AT)=オフェンス、ディフェンス、ミットフィルダー(MF)とゴールキーパー以外、3つにわかれ、ボールをパスでつなげていきます。ちなみにミットフィルダーのみ、オフェンス、ディフェンスと両方の動きをします。体力の消耗が激しいので、交代要員を数名、常に準備されているそうです。

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