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「滋賀県で心を揺さぶる感動を与えたい」

加藤大樹さん(経営学部3回生)

学生団体MovexS
10月に「信楽ワークショップ」と「ぼくらのワールドカップ」を開催!


  • No.474
  • 2012年12月12日更新
わたしは産学共同アントレプレナー教育プログラムを通して出会った周囲の学生たちから刺激を受けたことをきっかけに、今年の6月に友人と学生団体MovexSを立ち上げ、現在は団体の副代表として活動しています。立命館大学には全国から学生が集まっているにも関わらず、BKCでは滋賀の良さをそれほど多く知らないまま卒業していく学生もいることから、学生団体MovexSは地域に密着した団体にしたいと考えました。団体名のMovexSとは、Move(感動を与える)、Experience(体験)、Shiga(滋賀)の頭文字からできた造語になっており、滋賀の文化・伝統を通じて、学生や地域の方々に「感動を与える体験を提供していくこと」を活動の目的としています。

今年10月には、「信楽ワークショップ」と「ぼくらのワールドカップ」という2つのイベントを行ないました。信楽ワークショップは、立命館大学生向けのイベントで、BKC内に滋賀県・信楽町で信楽焼を作られている職人さんをお呼びし、陶芸のレクチャーをしていただきました。当日はあいにくの雨でしたが、留学生を含めて約20名の参加があり、みなさんに楽しんでいただけたと思います。

          

当日はただ単に陶芸体験の場を提供するだけではなく、雰囲気づくりにもこだわり、信楽から大きなたぬきの焼き物をお借りして、会場に配置するといったような工夫も行いました。ワークショップ後、参加者からは、“ありがとう”といった言葉や“こういう機会があれば、どんどん情報を流してほしい”という声をもらえて嬉しかったですね。今後は、学内のサークルとコラボレーションしながらワークショップを続けていければと考えています。

          

「ぼくらのワールドカップ」は、元々、経営学部のプロジェクト研究として行われていたものを、今年は私たちが引き継いで開催しました。滋賀県には外国人学校へ通う外国籍の子どもたちが多く暮らしていますが、言葉の壁により、地域コミュニティから隔離されていたり、子どもたち同士でコミュニケーションがとれていなかったりするという問題もあります。そこで、そういった子どもたちを招待し、毎年サッカー大会を開催しています。国籍や文化、性別に関係なく、一人ひとりが主役となって輝ける大会であることが大会の主旨となっています。イベントに向けて、実行委員会を中心に、フットサルサークルなど、ボランティアの方々の協力を得ながら、しっかり連携をとって進めていきました。

          

当日は総勢130名の参加者が集まり、年齢別に3部のリーグに分かれて試合を行いました。私が試合をみていて、印象に残った出来事があります。当初、なかなか点数が取れなかったチームが学生の協力や指導を受けながら、あきらめずに頑張り、最後に相手チームから1点を取ることができた瞬間は本当に感動しましたね。また、参加した子どもたちに、それぞれの夢を書いて、1つのモザイクアートをつくりあげるという企画も行ないました。子どもたちにとってもいい交流の場になったと思います。

     

また私たち運営側のメンバーも、明確に目標や役割を持って主体的に動けたため、参加してくれた子どもたちと同じくらい充実したイベントにすることができました。イベントが開催できたのも、運営メンバーそれぞれの特性がうまく活かされた結果だと思います。改めて振り返るとわたし自身、メンバー全員に支えられ、いろいろと助けてもらっていたなと感じますね。

ぼくらのワールドカップは来年も開催する予定ですが、当面の目標は参加してくれた学校に対する御礼状を送付すること。落ち着いたら、また今後の活動内容についても考えていきたいと思っています。私たちの団体が、子どもたちにとってかけがえのない1日を作るだけにとどまらず、もっと日常的に支援していけるような存在になれればと考えています。今後も地域と関わり学生らしい目線で、企画を作りあげていきたいですね。

           
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学生団体MovexSのメンバーを随時募集中です。地域の抱える問題を解決するために活動に関わりたい!子どもがすき!サッカーが好き!といった方はぜひ参加してみませんか?ご連絡をお待ちしています!!


~滋賀ブランド発信団体MovexSのホームページ~
http://shiga-movexs.com/

~ぼくらのワールドカップin滋賀のホームページ~
http://bokurano-worldcup.com/

■活動に興味のある方は
下記までお問い合わせください↓
shiga.movexs@gmail.com


  • 取材・文
  • 福田友香(国際関係学部3回生)

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