呼吸で表現する指揮者に
内山知紀さん(文学部4回生)
立命館大学マンドリンクラブ・学生指揮者
みなさん、マンドリンの演奏を聞いたことがありますか?マンドリンは弦をはじきながら音を出すイタリア発祥の撥弦楽器です。
私は、立命館大学マンドリンクラブの学生指揮を担当しています。高校時代もマンドリン部に所属し、マンドリンの中でも一番大きなマンドローネを演奏していました。立命館大学のマンドリンクラブは、部員30名にも満たない小規模の団体です。入部当初は、中型のマンドリンチェロを担当していましたが、部員が少ないことがら頻繁にパートの変更がありました。いろいろな楽器に挑戦していくうちに、楽器の知識と経験に自信がもてるようになり、学生指揮者に立候補しました。
指揮者としての経験は、全くありませんでした。技術顧問の先生や先輩に教わりながら練習を重ね、今では技術だけではなく、奏者や他の指揮者の意志を読み取ることができるようになりました。指揮は、奏者に分かりやすく表現することや奏者と息を合わすことが重要です。「息」=呼吸を合わせるために、メロディーを声に出して歌いながら指揮をしています。練習が長時間に及ぶときは、カラオケを連続して歌っているようなものなので、本当にクタクタになりますね(笑)。もともと人前で何かをするということが苦手な性格だったので、初めてのステージでは脚が震えるほど緊張しました。指揮を何回くり返しても、本番の緊張は慣れることはありませんが、ようやく自分の指揮だけではなく、全体の雰囲気も見ることができるようになりました。観客の拍手に包まれた演奏会の雰囲気やマンドリン音色に魅了されたこと。これが指揮に挑み続けることができた理由です。
※全日本学生マンドリン連盟・京都ブロック 第50回合同演奏会
全体のモチベーションが上がらず、いくら練習を行ってもいい演奏ができないときがあります。そんな時は、気分が浮かないメンバーを食事に誘って悩みを聞きだしたり、みんなの日常会話から一人ひとりの状況をうかがうなど、部員のメンタル面には気をつけるようにしています。秋の定期演奏会は今年で50回目。OB・OGも出演する大規模な定期演奏会を予定しています。曲のイメージを共有し部員一体となって、力強さのある演奏を披露したいと思います。サマーコンサートがその序章となるように、今から盛り上げていきたいです。
【PR】
立命館大学マンドリンクラブサマーコンサート
(入場無料)
日時:6月22日(土) ・13:30(開場)・14:00(開演)
場所:京都こども文化会館
(京都市上京区一条通七本松西入瀧ヶ鼻町431‐1)
【1部】 指揮:渋木夏美
蛍の舞曲 Amedeo Amadei作曲
夕べの安らぎ Dino Berruti 作曲
スペインの印象 Eugene Boucheron作曲
【2部】 指揮:内山知紀
序曲ニ短調 Salvatore Falbo作曲
峠 鈴木静一 作曲
夜想的間奏曲 Roberto Crepaldi作曲
組曲「田園写景」 Salvatore Falbo作曲
私は、立命館大学マンドリンクラブの学生指揮を担当しています。高校時代もマンドリン部に所属し、マンドリンの中でも一番大きなマンドローネを演奏していました。立命館大学のマンドリンクラブは、部員30名にも満たない小規模の団体です。入部当初は、中型のマンドリンチェロを担当していましたが、部員が少ないことがら頻繁にパートの変更がありました。いろいろな楽器に挑戦していくうちに、楽器の知識と経験に自信がもてるようになり、学生指揮者に立候補しました。
指揮者としての経験は、全くありませんでした。技術顧問の先生や先輩に教わりながら練習を重ね、今では技術だけではなく、奏者や他の指揮者の意志を読み取ることができるようになりました。指揮は、奏者に分かりやすく表現することや奏者と息を合わすことが重要です。「息」=呼吸を合わせるために、メロディーを声に出して歌いながら指揮をしています。練習が長時間に及ぶときは、カラオケを連続して歌っているようなものなので、本当にクタクタになりますね(笑)。もともと人前で何かをするということが苦手な性格だったので、初めてのステージでは脚が震えるほど緊張しました。指揮を何回くり返しても、本番の緊張は慣れることはありませんが、ようやく自分の指揮だけではなく、全体の雰囲気も見ることができるようになりました。観客の拍手に包まれた演奏会の雰囲気やマンドリン音色に魅了されたこと。これが指揮に挑み続けることができた理由です。
※全日本学生マンドリン連盟・京都ブロック 第50回合同演奏会
全体のモチベーションが上がらず、いくら練習を行ってもいい演奏ができないときがあります。そんな時は、気分が浮かないメンバーを食事に誘って悩みを聞きだしたり、みんなの日常会話から一人ひとりの状況をうかがうなど、部員のメンタル面には気をつけるようにしています。秋の定期演奏会は今年で50回目。OB・OGも出演する大規模な定期演奏会を予定しています。曲のイメージを共有し部員一体となって、力強さのある演奏を披露したいと思います。サマーコンサートがその序章となるように、今から盛り上げていきたいです。
【PR】
立命館大学マンドリンクラブサマーコンサート
(入場無料)
日時:6月22日(土) ・13:30(開場)・14:00(開演)
場所:京都こども文化会館
(京都市上京区一条通七本松西入瀧ヶ鼻町431‐1)
【1部】 指揮:渋木夏美
蛍の舞曲 Amedeo Amadei作曲
夕べの安らぎ Dino Berruti 作曲
スペインの印象 Eugene Boucheron作曲
【2部】 指揮:内山知紀
序曲ニ短調 Salvatore Falbo作曲
峠 鈴木静一 作曲
夜想的間奏曲 Roberto Crepaldi作曲
組曲「田園写景」 Salvatore Falbo作曲