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576 -  大学を盛り上げるぞ! ~熱気が高まる試合づくりを目指して~

大学を盛り上げるぞ! ~熱気が高まる試合づくりを目指して~

(写真左から)
山下 莉奈さん(文学部4回生)立命館大学応援団 副団長 
施 華光さん(法学部4回生)立命館大学体育会本部 委員長
藤井 雅之さん(法学部3回生)立命館大学放送局 報道部長
体育会団体の試合を盛り上げる活動に取り組む

  • No.576
  • 2013年10月18日更新
立命館大学硬式野球部の「立同戦」とアメリカンフットボール部の「KG(関西学院大学)戦」は、各リーグの最終戦として注目されています。一方近年では、球場やスタジアムで観戦する在学生が減少し、呼び込みが課題となっています。今回は、体育会団体の試合を盛り上げる活動に取り組んでいる3人にお話を伺いました。


-各団体に入ったきっかけは?

山下さん:吹奏楽部の活動を希望して、立命館大学に入学しました。入団する前は、吹奏楽部が応援団の組織内にあることを知らなかったですね(笑)。現在は、応援団の副団長として、団員を先導するだけでなく時には団員を後ろからサポートしたり、他の幹部と協力して吹奏楽部とチアリーダー部を統括できるように取り組んでいます。

施さん:体育会本部の委員長は、各団体から当番制で決まります。今年の当番が所属する軟式野球部だったので、部の仲間から推薦されたのがきっかけでした。体育会本部は、「立同戦」や「KG戦」などの体育会の活動を学内・学外に発信しています。また、体育会団体の主将・主務・会計キャプテンを対象とした「リーダーズ・キャンプ」や1回生を対象にした「フレッシュマンズ・キャンプ」を運営し、体育会内部の育成を図っています。

藤井くん;立命館宇治中学・高校時代は、アメリカンフットボール部に所属していましたが、大学では学業等の理由で、アメフト部への入部を断念しました。しかし、メディアを通じてアメフトと関わっていくことができればと考え、RBCに入局しました。現在は報道部長として、主に体育会団体を取材し、選手の魅力や試合のおもしろさを伝えています。


-サポートや応援することの魅力は?

山下さん: 応援は人々に、元気•勇気•笑顔を与えることができるのだと思っています。自分たちが普段極めている演舞•演奏が誰かの動力になる、それが魅力ですね。応援される側や応援する私たちにとって、相乗効果で刺激し合えることも応援の楽しさです。

施くん:自分自身も軟式野球部の選手でもあります。応援される側として活躍したいという思いがありますが、技量や技術を考えると、第一線で活躍することはとても難しいです。
そんな僕にとって、全国レベルで活躍する選手は遠い存在でした。そのような選手を身近に感じ、力になりたいと思ったのです。僕が頑張ることで、刺激を与えたいとも思いました。力のある選手を身近に感じながら、自分の考えた企画など直接的に関われることがやりがいだと思います。

藤井くん:今の自分があるのは、アメフトの経験があったからこそだと思っています。
そこで得た経験をもとに、アメフトをはじめ、スポーツが持つチカラ、魅力を、一人でも多くの人に知ってもらえることが、僕の活動の魅力だと思います。
僕たち3人は、練習場や試合会場で度々顔を合わせています。大きな試合の前には、情宣や企画、イベントについて3人で意見を出し合ったり、情報を共有したり、常に「連携」を意識しています。応援団とRBCは、体育会本部から応援や放送を“依頼される側”。立場は異なりますが、お互いの存在がなければ、それぞれ自分たちの専門的な力を発揮することができないと感じています。
春の「立同戦」では、新歓行事の一貫として新入生を主な対象としてチラシを配りました。しかし、残念ながら効果はそれほどありませんでした。現状として、今の在学生のなかには、興味があっても「一人では行けない」「友だちを誘えない」などの理由で、球場に行くことを断念している学生もいると聞きます。これは学生側の問題だけではなく、選手やチームにおいても「行きたいと思わせる団体」になる必要があると思っています。特に衣笠キャンパスには、キャンパス内にグラウンドがないので、選手達を身近に感じることができません。このようにさまざまな課題があり、これらを打開するために日々、試行錯誤を繰り返しています。僕たちの任期は残りわずかとなりましたが、僕たちの情熱を後輩たちに引継ぎ、少しずつ「立同戦」を東京六大学野球の「早慶戦」のような「在学生が当たり前のようにスタンドで応援する試合」にしたいと思っています。


●在学生のみなさんへ
立命館の試合のおもしろさ、迫力を是非見に来てほしいです。スポーツ観戦だけではなく、「何がおもしろいのか」、「何が正しいのか」を自分の目で確認することは、とても大切なことではないでしょうか?同級生が日本一を目指して頑張っている姿を見ることは、“プラス”になることばかりです。プレイヤーに限らず、それぞれが専門分野で活動する学生を、スタンドに行って、見て、感じて、考えてほしいと思います。


【RS WEB】 秋のスポーツ観戦2013 -熱い戦いがここにある-
「学生スポーツを支える学生のみなさん」
https://www.ritsumei.ac.jp/rs/category/tokushu/131017/cheer.html/

【RS WEB】 立命館スポーツを応援しよう! 試合観戦で「応援タオル」をGETしよう!!
https://www.ritsumei.ac.jp/rs/category/tokushu/131015/

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