作りはシンプル。技は変幻自在!
丸山直人さん(理工学部5回生)
けん玉研究会代表
けん玉研究会では、地域の小学校や、学童保育所で子供たちに技を披露したり、教えたりする交流活動をしています。メンバーは基本的に週1回のペースでミーティングと練習を行っています。
私がけん玉を始めたきっかけは、1回生の時に新入生歓迎のサークルブースで、けん玉の技を見て、「なんだか面白そうだな」と思ったことでした。元々、ジャグリングが好きで、ジャグリングサークルに入ろうと思っていたのですが、目の前で見た技が魅力的すぎて、そのまま入部してしまいました。
けん玉はシンプルな構造ですが、技の数も多く、変幻自在にそれを繰り出していけるところが面白いですね。それまで全く経験がなかったのですが、どんどん練習に夢中になっていきました。
地域での交流会では保育園や小学校の子供たちがだんだん出来るようになってくると面白がって興味をもってくれます。
毎回、好評で、「また来てください」と声をかけてもらえることもあります。最初の頃は、他人の前で技を披露するのは、とても緊張しました。元々、人前で話すのが好きなタイプじゃないんです。慣れるまで苦労しましたが、今は苦手意識もなくなりました。サークルに入らなければ、そういうチャンスもなかったと思います。
練習してきた技を見せて喜んでもらったり、ミスなしでパフォーマンスができた時は、本当に嬉しいです。ささいなきっかけでいいと思います。今、サークルなどに入っていない人もぜひ何かをやってみてください。経験というのはいつかどこかできっと活きるものだと思いますよ。
↑取材スタッフもけん玉に挑戦!!
- 取材・文
- 山西 悠佑(産業社会学部5回生)