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609 -  地域の小中学生と交流

地域の小中学生と交流

Kassahun Yimer Kebedeさん(テクノロジー・マネジメント研究科博士課程後期課程2回生)

滋賀県草津市の国際交流事業「わくわく異文化交流」に参加

  • No.609
  • 2014年2月21日更新
私は留学生課からの紹介で、草津市の「わくわく異文化交流」というイベントに参加しました。これは、留学生が2人一組で草津市内の小中学校を訪れて自分の国を紹介したり、子どもたちと交流するというプログラムです。昨年11月に常盤小学校、12月に玉川小学校を訪問しました。

小学校では6年生の児童に向けて、自己紹介や出身国であるエチオピアの紹介・言葉や食べ物・文化の紹介をしました。子どもたちも日本文化や寿司などの食べ物・琵琶湖や滋賀県の名所について紹介してくれました。また、エチオピアと日本で似ているところはあるか、どんな食べ物がおいしいか、魚は食べるかなどの質問もありました。子どもたちはアフリカやエチオピアについてほとんど知らないので、それを教えるのは面白かったです。エチオピアの写真を見せたときもたくさんの質問が来て、子どもにとって違う国や文化を知ることはとても楽しいことなのだと感じました。
     

他にも、子どもたちと一緒にサッカー・ドッジボール・カードゲームをしたり、習字にも挑戦しました。文化を紹介しあうことはお互いにとって楽しく、とてもいい経験になると思いました。

子どもたちは無邪気でオープンで、思ったことを何でもしゃべってくれました。僕の近くに集まっていろいろ質問して、とても楽しんでいるようでした。簡単な日本語と英語で話したり、こちらも頑張って日本語で説明したりと何とか意思疎通ができました。エチオピア語には独自のアルファベットがあるのですが、それを使って児童の名前を書いてあげたときは「僕のも書いて!」とみんな特に喜んでいました。

日本に来たばかりの頃、京都大学の日本語クラスで半年間学んでいました。そこでもNPO主催の同じようなプログラムに参加しましたが、今回の「わくわく異文化交流」では児童たちと一緒に給食を食べたりして、授業だけでなく学校生活を共にできるのがいいと思いました。

日本の大学で学んでいても、小中学校まで見られる機会はなかなかありません。私は日本の教育システムに興味があるので、教室で児童たちがどんなことをしているか、先生たちがどのように教えているかを見られてよかったです。子どもたちにとっても留学生にとってもよい企画だと思います。今年度中にあと2校訪問する予定なので楽しみです。

英語版はこちら→「Exchange with Local Primary School」


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