アプリで学生のライフスタイルをより便利に!
(左から)
川上泰明さん(情報理工学研究科博士課程前期課程1回生)
鈴木康大さん(理工学研究科博士課程前期課程1回生)
好光真也さん(経営学部2回生)
澤邊太志さん(理工学部5回生)
立命館大学生のためのバスの発車時刻カウントダウンアプリ「バスデス。」をリリース
私たちwatnowは、学生のライフスタイルをより豊かにするスマートフォン向けアプリやWebサービスの開発と運営を行っている団体です。2012年4月に設立し、現在は理工学部、情報理工学部、経済学部、経営学部の学生8人で活動しています。開発と運営の2チームに分かれており、開発チームはアプリの開発やメンテナンス、運営チームは宣伝や営業戦略などを担当しています。
昨年11月、私たちは発車時刻をカウントダウンで表記するアプリ「バスデス。」をiOSとAndroid向けにリリースしました。
「バスデス。」は、スマートフォンからバスの時刻表を見たときに「見づらい」と感じたことをきっかけに開発しました。このアプリの最大の特長はバスの発車時刻をカウントダウンで表記する機能です。この機能を使うと、南草津駅からBKCに1番早く到着するバスはどれかといった疑問も簡単に解決します。またその他の機能として、いつも使うバスの路線を登録する機能や、自分がよく使うバスの時間をあらかじめ設定する機能などもあります。
ユーザーからのフィードバックを参考にしながらアプリの改善も行っています。例えば、普段よく使う時間帯のバスの時刻表が知りたいという要望に応えて「マイ時刻表」という機能を追加しました。さらにバス会社に許可を得てサイトの解析を行い、時刻表のデータをデータベースに保存することによって、常に最新の時刻表を提供しています。「バスデス。」は滋賀県全域の近江バスと中書島 – BKC間、衣笠 – BKC間の時刻表に対応しています。
アプリは完成までに9ヶ月かかりました。パソコンでは問題なく作動しても、スマートフォンで実際に動かしてみると、動かなかったり動きが遅かったりしました。また、バスの時刻表を利用するためのバス会社との交渉や利用規約の作成など、リリースまでには乗り越えなければいけない問題がたくさんありました。完成してからは看板やチラシなどを作成して宣伝しました。最近ではFacebookを使って、バス路線周辺のお店を紹介しながらアプリも宣伝するという方法にも挑戦しています。
――アプリをつくる上で大変だったことは何ですか?
澤邊さん…代表として開発と運営のチームをつなぐポジションで、チーム内の意思疎通を図ることが難しかったです。また、アイコンやロゴの作成なども行っていますが、シンプルで直感的に分かるデザインを考えることが難しかったです。
好光さん…口コミだけでは限界があったので、どのようにしたら多くのユーザーに知ってもらい、使用してもらえるかを考えることが大変でした。
川上さん…アプリとサーバーのプログラミングを担当しました。開発からメンテナンスまでをほぼ一人で行うことはとても大変でした。
鈴木さん…チームのマネジメントを担当し、メンバーの得意な分野を見極めて役割分担することが大変だと感じました。また、UI(※)の設計も行いました。プログラミングの経験がほとんどなく、作業は難しかったです。
今後は、衣笠キャンパスも含め「バスデス。」で検索できる範囲をもっと拡大させていきたいです。当初考えていた時間割やスケジュールを管理できるアプリや、学生生活に関わるキャンパス内の情報がすべて手に入るアプリの開発も目指しています。ユーザーあっての団体なので、今後もユーザーのことを第一に考えて開発や企画を進めていきたいです。
※UI(ユーザーインターフェース):ユーザに対する情報の表示様式や、ユーザのデータ入力方式を規定する、コンピュータシステムの「操作感」のこと。例えば、アプリのメニューやアイコンの配置、配色など。
ぜひ「バスデス。」を使ってみてください!
appleユーザーの方はこちら↓ androidユーザーの方はこちら↓
watnowのホームページはこちら
http://www.watnow.jp
昨年11月、私たちは発車時刻をカウントダウンで表記するアプリ「バスデス。」をiOSとAndroid向けにリリースしました。
「バスデス。」は、スマートフォンからバスの時刻表を見たときに「見づらい」と感じたことをきっかけに開発しました。このアプリの最大の特長はバスの発車時刻をカウントダウンで表記する機能です。この機能を使うと、南草津駅からBKCに1番早く到着するバスはどれかといった疑問も簡単に解決します。またその他の機能として、いつも使うバスの路線を登録する機能や、自分がよく使うバスの時間をあらかじめ設定する機能などもあります。
ユーザーからのフィードバックを参考にしながらアプリの改善も行っています。例えば、普段よく使う時間帯のバスの時刻表が知りたいという要望に応えて「マイ時刻表」という機能を追加しました。さらにバス会社に許可を得てサイトの解析を行い、時刻表のデータをデータベースに保存することによって、常に最新の時刻表を提供しています。「バスデス。」は滋賀県全域の近江バスと中書島 – BKC間、衣笠 – BKC間の時刻表に対応しています。
アプリは完成までに9ヶ月かかりました。パソコンでは問題なく作動しても、スマートフォンで実際に動かしてみると、動かなかったり動きが遅かったりしました。また、バスの時刻表を利用するためのバス会社との交渉や利用規約の作成など、リリースまでには乗り越えなければいけない問題がたくさんありました。完成してからは看板やチラシなどを作成して宣伝しました。最近ではFacebookを使って、バス路線周辺のお店を紹介しながらアプリも宣伝するという方法にも挑戦しています。
――アプリをつくる上で大変だったことは何ですか?
澤邊さん…代表として開発と運営のチームをつなぐポジションで、チーム内の意思疎通を図ることが難しかったです。また、アイコンやロゴの作成なども行っていますが、シンプルで直感的に分かるデザインを考えることが難しかったです。
好光さん…口コミだけでは限界があったので、どのようにしたら多くのユーザーに知ってもらい、使用してもらえるかを考えることが大変でした。
川上さん…アプリとサーバーのプログラミングを担当しました。開発からメンテナンスまでをほぼ一人で行うことはとても大変でした。
鈴木さん…チームのマネジメントを担当し、メンバーの得意な分野を見極めて役割分担することが大変だと感じました。また、UI(※)の設計も行いました。プログラミングの経験がほとんどなく、作業は難しかったです。
今後は、衣笠キャンパスも含め「バスデス。」で検索できる範囲をもっと拡大させていきたいです。当初考えていた時間割やスケジュールを管理できるアプリや、学生生活に関わるキャンパス内の情報がすべて手に入るアプリの開発も目指しています。ユーザーあっての団体なので、今後もユーザーのことを第一に考えて開発や企画を進めていきたいです。
※UI(ユーザーインターフェース):ユーザに対する情報の表示様式や、ユーザのデータ入力方式を規定する、コンピュータシステムの「操作感」のこと。例えば、アプリのメニューやアイコンの配置、配色など。
ぜひ「バスデス。」を使ってみてください!
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watnowのホームページはこちら
http://www.watnow.jp
- 取材・文
- 松下 健太郎(情報理工学部2回生)