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(左から)川端 健太郎さん(理工学研究科博士課程前期課程1回生)
    井澤健祐さん (理工学研究科博士課程前期課程1回生)
    永田 光さん  (理工学研究科博士課程前期課程1回生)

「理工系学びのスペース」で低回生向けロボット製作講座を実施

  • No.650
  • 2014年7月15日更新
僕たちは、今年度BKCウエストウイング1階に新たにつくられた「理工系学びのスペース(仮称)」で、企画スタッフや学びサポーターとして活動しています。低回生と触れ合う中で、1,2回生の授業ではロボティクス学科であっても実際に一からロボットをつくる機会がほとんどないことに気付きました。低回生の頃からものづくりに親しんでもらいたいと思い、ロボット製作講座を企画しました。

「学びのスペース」自体がまだあまり知られていないせいか、参加者は4人でしたが、数理科や電気電子工学科からも参加がありました。

      

今回は市販のキットを使って、ラインに沿って動くミニカーのような「ライントレーサー」をつくってもらいました。センサや回路といった電気系の知識、モータやギアといった機械の知識、プログラミングの基礎などをまんべんなく学べると思ったからです。

初めてロボットをつくる参加者は、ギアの組み立てやギアボックスの仕組みを理解するのが難しいようでした。プログラミングについてもまだ授業で学んでいないとのことで、説明が伝わりにくかったです。自分が初めてプログラミングを学んだときの戸惑いを思い出しながら、「マシンが黒い線を読み取るためには…」など、できるだけ具体的に説明するようにしました。

他に難しかったのはスケジューリングでした。昼休みを利用していたので準備や片づけを考えると実際の製作時間は30分しか取れません。「学びのスペース」では初めての連続講座で、本当に一ヶ月で完成までたどり着けるのか、という不安は常にありました。

     

何とか無事に完成し、7月4日(金)の最終日には競技会を開くことができました。模造紙に印刷した黒い線をサーキットに見立て、2分以内にチェックポイントを何回通過できるかを競いました。同じキットを使っていても、直線が速いマシンやカーブで小回りが利くものなどそれぞれの特性が感じられました。

低回生のうちに何かつくって動かすという経験は、ものづくりに興味を持つきっかけになると思います。授業で学ぶ知識が、実際どんなことに役に立つのかがわかれば、授業への関心もさらに高まると思います。これからも、「わかる」から「できる」へのサポートを続けていきたいと思っています。

  

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