夜の鴨川で素敵な映画を見ませんか?
(写真右から)
宮本 健太郎さん(法学部3回生) カモシネマ実行委員 代表
建井優佳さん (産業社会学部3回生)カモシネマ副委員長
宮島奈々さん (国際関係学部3回生)カモシネマ副委員長
10年目の野外上映会「カモシネマ」の運営に取り組む
京都・鴨川の河川敷で行われる野外上映会「カモシネマ」は、今年で10年目を迎えます。(今年のイベント名は「カモシネマ10」)鴨川の魅力を伝え、「人と人」「人と鴨川」をつなぐきっかけをつくることが開催の目的です。また鴨川を好きになるひとが一人でも増えるようにと、美しい鴨川を守るために河川敷の清掃活動(クリーンハイク)にも取り組んでいます。

私たちは「カモシネマ10」実行委員会のメンバーで、立命館大学広告研究会2、3回生の中から有志で集まった11人が企画や当日の運営の他、上映作品の選定や資金調達、宣伝活動を行っています。
上映作品の選定基準は“夏らしい爽やかなもの”。これまでに上映した作品は、第一回から順に「パッチギ」「サマータイムマシンブルー」「フラガール」「時をかける少女(アニメ)」「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」「色即ぜねれいしょん」「ソラニン」「ひゃくはち」「百万円と苦虫女」です。記念すべき10年目の上映作品には、山田孝之さん主演の「鴨川ホルモー」を選びました。京都の大学を舞台に繰り広げられるシーンには、鴨川だけではなく、衣笠キャンパスの存心館や京都市の街が数々登場します。夏や京都を感じられる青春ファンタジー作品なので、在学生のみなさんにも楽しんでもらえるのではないかと考えました。さらに今年は、京都国際学生映画祭入選作品の上映もプログラムに取り入れました。これは、昨年度の課題であったクリーンハイク終了から本編上映開始までの待ち時間を解消するために企画した新たな取り組みです。

2005年に初めて開催したきっかけは、京都の「鴨川」に注目し、「鴨川で鴨川の映画を上映したらおもしろい!」という発想からだったようですが、回を重ねるにつれその目的も変化してきました。10年間変らないのは、運営する私たちが鴨川好きなので、多くの人に鴨川を好きになってほしいということ。10年の間には必要な資金が調達できず、中止の危機もありました。なんとか開催しようと自分たちのアルバイト代からお金を捻出し資金を工面した先輩方の話も残っています。先輩方の努力や地域のみなさんの理解、他大学の学生のみなさんの協力などに支えられ、実行委員会だけでなく、さまざまな人々が関わる大きなイベントに成長しました。10年目という節目の年を迎えてその事実を再認識し、今後も愛されるイベントとして継続していきたいと思っています。

カモシネマ実行委員会のみなさんに聞きました!
Q, 実行委員になろうと思った理由は?
建井さん:カモシネマは、他大学の当日スタッフを含め100人以上の学生がつくる大きなイベントです。広告研究会の普段の活動では味わうことのできない経験に挑戦してみたいと思いました。
Q, 活動の中での苦労や学びは?
宮島さん:営業を担当していますが、協賛金を提供していただくため、企業やお店の方とのやりとりに苦労しました。話し方や言葉の選び方など気をつけて話すことが難しかったですね。最初はうまくいかなくて落ち込むことも多かったです。何とか私たちの取り組みを理解してもらおうと、マニュアル通りの説明ではなく自分の言葉で伝えるように工夫しました。それからは熱心に話を聴いてくださることが多くなったので、たとえ協賛金を得られなくてもやりがいを感じられるようになりました。
Q, カモシネマに対する意気込みを!
宮本さん:カモシネマの魅力は、会場が鴨川であるということ。カエルの鳴き声や川のせせらぎが聞こえたり、夜風を感じることができます。野外でしかあじわえない特別な空間で映画を楽しんでいただきたいと思います。これからもカモシネマを通じて鴨川の魅力を伝えていきたいです。
【お知らせ】
ぜひみなさんお誘いあわせの上お越しください。私たちと一緒に素敵な夏の夜を過ごしましょう!
「カモシネマ10」
開催日:8月23日(土) ※小雨決行、雨天時24日(日)に延期
時間:クリーンハイク15:30~
開場18:30~/上映19:30~
会場:京都鴨川河川敷広場(今出川通り~荒神口通りの中間)
上映作品:「鴨川ホルモー」
料金:入場無料
※敷物、カッパ(雨天時)のご持参をお願いいたします。
カモシネマ10 HP:http://kamocinema.pya.jp/
私たちは「カモシネマ10」実行委員会のメンバーで、立命館大学広告研究会2、3回生の中から有志で集まった11人が企画や当日の運営の他、上映作品の選定や資金調達、宣伝活動を行っています。
上映作品の選定基準は“夏らしい爽やかなもの”。これまでに上映した作品は、第一回から順に「パッチギ」「サマータイムマシンブルー」「フラガール」「時をかける少女(アニメ)」「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」「色即ぜねれいしょん」「ソラニン」「ひゃくはち」「百万円と苦虫女」です。記念すべき10年目の上映作品には、山田孝之さん主演の「鴨川ホルモー」を選びました。京都の大学を舞台に繰り広げられるシーンには、鴨川だけではなく、衣笠キャンパスの存心館や京都市の街が数々登場します。夏や京都を感じられる青春ファンタジー作品なので、在学生のみなさんにも楽しんでもらえるのではないかと考えました。さらに今年は、京都国際学生映画祭入選作品の上映もプログラムに取り入れました。これは、昨年度の課題であったクリーンハイク終了から本編上映開始までの待ち時間を解消するために企画した新たな取り組みです。
Q, 実行委員になろうと思った理由は?
建井さん:カモシネマは、他大学の当日スタッフを含め100人以上の学生がつくる大きなイベントです。広告研究会の普段の活動では味わうことのできない経験に挑戦してみたいと思いました。
Q, 活動の中での苦労や学びは?
宮島さん:営業を担当していますが、協賛金を提供していただくため、企業やお店の方とのやりとりに苦労しました。話し方や言葉の選び方など気をつけて話すことが難しかったですね。最初はうまくいかなくて落ち込むことも多かったです。何とか私たちの取り組みを理解してもらおうと、マニュアル通りの説明ではなく自分の言葉で伝えるように工夫しました。それからは熱心に話を聴いてくださることが多くなったので、たとえ協賛金を得られなくてもやりがいを感じられるようになりました。
Q, カモシネマに対する意気込みを!
宮本さん:カモシネマの魅力は、会場が鴨川であるということ。カエルの鳴き声や川のせせらぎが聞こえたり、夜風を感じることができます。野外でしかあじわえない特別な空間で映画を楽しんでいただきたいと思います。これからもカモシネマを通じて鴨川の魅力を伝えていきたいです。
【お知らせ】
ぜひみなさんお誘いあわせの上お越しください。私たちと一緒に素敵な夏の夜を過ごしましょう!
「カモシネマ10」
開催日:8月23日(土) ※小雨決行、雨天時24日(日)に延期
時間:クリーンハイク15:30~
開場18:30~/上映19:30~
会場:京都鴨川河川敷広場(今出川通り~荒神口通りの中間)
上映作品:「鴨川ホルモー」
料金:入場無料
※敷物、カッパ(雨天時)のご持参をお願いいたします。
カモシネマ10 HP:http://kamocinema.pya.jp/
- 取材・文
- 安藤晴佳(産業社会学部3回生)