「論文」の書き方を学んで、「論文」で旅プランを提案!~「Peachで行く!旅コンテスト」開催~
小田垣 まなみさん(経済学部3回生) 写真:左
黒岩万理さん(経済学部3回生) 写真:右
経済学会学生委員会
「論文の書き方をちゃんと学んで欲しい、学びたい」そんな思いで企画したのが、「Peachで行く!旅コンテスト」です。経済学会学生委員会の新企画として、私たちは経済学部の学生を対象に、格安航空社(以下:LCC)のPeach Aviation株式会社(以下:ピーチ社)を利用した旅プランを、論文形式で提案するコンテストを開催しました。この企画には、1回生のみなさんに論文作成の基礎を学び、毎年12月に行われる学部のゼミナール大会に備えてもらいたいという狙いがありました。また、2回生以上の学生にとっても改めて論文作成の基礎を学ぶ機会を設けたいと考えました。
優秀論文発表会の様子
5月21日の事前学習会では、ピーチ社の方によるLCC基本知識と会社概要の説明や、経済学部大野隆先生による論文作成講座を実施しました。そしてコンテストには1回生の基礎演習クラスからなるチームや2、3回生の個人など、計163本の旅プラン(論文)の応募がありました。主な審査項目は、“旅のプラン内容が面白いか”“ピーチ社の優位性を活かせているか”“論文として成り立っているか”です。8月4日には、審査に通過した学生による優秀論文発表会を行いました。発表会後、ピーチ社の方からは「斬新な企画などさまざまな発想があって勉強になった」との講評をいただくことができました。またアンケートでは、参加者の99.9%がこの企画に「満足している」という評価を得ることができました。論文作成に重点を置き、論文のテーマを身近な「旅プラン」に設定したことや、企業の社員による会社説明会が就職活動の模擬体験になったという部分が、高い満足度につながったと考えています。
無事に終わったコンテストですが、企画が動き始めたころは苦悩の連続でした。基礎演習クラスの先生方や同じ学生委員会の仲間に協力を得ようと企画について説明するものの、頭の中にあるイメージを言葉で伝えることができず理解を得るまでに時間がかりました。また、自分たちでは完璧だと思っていた企画についても不十分な部分を指摘され、何度も内容の修正を重ねました。「講演者に何を話してもらうのか」など、具体的につめていく作業もとても大変でしたね。

この企画では、参加者同様に私たちもアカデミックリテラシーを学ぶ機会となりました。考えを論理的に組み立てる力がついたと思います。また、自分たちが考えた企画を実行し、やり遂げるには、周りの協力者とのコミュニケーションがいかに大切かということを痛感しました。自分の考えを相手に伝え、相手からの意見を聞く。そして、意見や認識の違いを一つずつ摺りあわせていく。関わる人々とお互いの理解を深めながら一緒に進めていくという方法を学ぶことができました。2人の力だけではなく、学生委員会の仲間の支えがあったからこそ、このコンテストを成功させることができました。協力してくれた仲間に感謝しています。信頼関係が深まった仲間と共に、これからも学生委員会の活動に励んでいきたいです。
(小田垣さん・黒岩さんによる)
・論文サマリー
★最優秀論文賞に選ばれた3回生の村中ゆいさんの論文
(経済学部のみなさんへお知らせ)
経済学会学生員会は現在委員を募集しております。
興味がある方はBKCセントラルアーク2階の学生オフィス3へお越し下さい。
(お問い合わせ先)
メールアドレス:keizaigakkai@gmail.com
Facebookアドレス:https://www.facebook.com/keizaigakkai
電話番号:077-561-3968
委員長:岩田雄大
5月21日の事前学習会では、ピーチ社の方によるLCC基本知識と会社概要の説明や、経済学部大野隆先生による論文作成講座を実施しました。そしてコンテストには1回生の基礎演習クラスからなるチームや2、3回生の個人など、計163本の旅プラン(論文)の応募がありました。主な審査項目は、“旅のプラン内容が面白いか”“ピーチ社の優位性を活かせているか”“論文として成り立っているか”です。8月4日には、審査に通過した学生による優秀論文発表会を行いました。発表会後、ピーチ社の方からは「斬新な企画などさまざまな発想があって勉強になった」との講評をいただくことができました。またアンケートでは、参加者の99.9%がこの企画に「満足している」という評価を得ることができました。論文作成に重点を置き、論文のテーマを身近な「旅プラン」に設定したことや、企業の社員による会社説明会が就職活動の模擬体験になったという部分が、高い満足度につながったと考えています。
無事に終わったコンテストですが、企画が動き始めたころは苦悩の連続でした。基礎演習クラスの先生方や同じ学生委員会の仲間に協力を得ようと企画について説明するものの、頭の中にあるイメージを言葉で伝えることができず理解を得るまでに時間がかりました。また、自分たちでは完璧だと思っていた企画についても不十分な部分を指摘され、何度も内容の修正を重ねました。「講演者に何を話してもらうのか」など、具体的につめていく作業もとても大変でしたね。
経済学会学生委員会定例会の様子
この企画では、参加者同様に私たちもアカデミックリテラシーを学ぶ機会となりました。考えを論理的に組み立てる力がついたと思います。また、自分たちが考えた企画を実行し、やり遂げるには、周りの協力者とのコミュニケーションがいかに大切かということを痛感しました。自分の考えを相手に伝え、相手からの意見を聞く。そして、意見や認識の違いを一つずつ摺りあわせていく。関わる人々とお互いの理解を深めながら一緒に進めていくという方法を学ぶことができました。2人の力だけではなく、学生委員会の仲間の支えがあったからこそ、このコンテストを成功させることができました。協力してくれた仲間に感謝しています。信頼関係が深まった仲間と共に、これからも学生委員会の活動に励んでいきたいです。
(小田垣さん・黒岩さんによる)
・論文サマリー
★最優秀論文賞に選ばれた3回生の村中ゆいさんの論文
(経済学部のみなさんへお知らせ)
経済学会学生員会は現在委員を募集しております。
興味がある方はBKCセントラルアーク2階の学生オフィス3へお越し下さい。
(お問い合わせ先)
メールアドレス:keizaigakkai@gmail.com
Facebookアドレス:https://www.facebook.com/keizaigakkai
電話番号:077-561-3968
委員長:岩田雄大