企業とともに開発。地域に根付くソフトクリームをめざして!
佐藤拓弥さん(経営学部3回生)
ビール製造に欠かせない原料の「ホップ」。5月17日、ホップとソフトクリームを掛け合わせたご当地ソフトクリーム「茨木バニラホップ」が立命館大学大阪いばらきキャンパス開設記念イベント「いばらき×立命館DAY」で誕生した。産学連携の取り組みとして茨木商工会議所が中心となり、サッポロホールディングスの協力のもと立命館大学の学生たちと日世株式会社が開発をすすめてきた。イベント当日は、目標の1000本を上回る約2000本を販売。今回は商品開発に携わった学生団体「茨木ご当地ソフトクリームプロジェクト」の代表を務める佐藤拓弥さん(経営学部3回生)に話をきいた。

もともとソフトクリームが大好きだったことと、商品開発に興味がありこのプロジェクトへの参加を決意しました。大阪いばらきキャンパスの学生だけでなく、衣笠、びわこ・くさつキャンパスから11名の学生が集まり、今年1月、プロジェクトがはじまりました。このプロジェクトの目的は、地域に愛されるご当地ソフトクリームをつくることです。初めに日世の社員の方からソフトクリームの知識や機械の構造について教わった後、企業から提供を受けたベースとなる5種類のソフトクリームのなかからホップの香料にあうものを選んだり、ミックスと香料の配合、イベント当日の販売体制を決めていきました。イベント当日、販売車の前に並んだお客さんの列を見たときは、喜びよりも「すごい!」「こんなに並んでくれている!」と驚きの方が大きかったです。企業の方々にも「こんなに売れるとは思わなかった」との言葉をいただき、このプロジェクトに対するモチベーションもますます高まりました。

協力企業の方からは、商品づくりだけではなく、プロジェクトの進め方や当日の販売運営などについてアドバイスをいただきました。ある社員の方は自分の企画のようにとても親身に色々なこと教えてくれたり、私たちが気づかなかった衛生管理なども細かく確認してくれたので、最後まで円滑に進めることができました。私はゼミで「学生アルバイトのワークモチベーションやリーダーの行動」を研究していて、今回は代表として、リーダーや組織マネジメントを実践的に学ぶことができました。ゼミの学びをヒントに、今回のプロジェクトのメンバー全員でプロジェクトを進められるよう、メンバーのモチベーションを高めることを意識しました。様々な論文を読んで“適度にしかって適度にほめる”ことを実践したり、「仲間」と意識してもらえるような会話を心がけたりしました。メンバーの一人ひとりが発言しやすく、心地よい環境について考え、作り出すことができたのではないかと思います。

このプロジェクトを通じて、商品開発や商品を地域に定着させるマーティングへの関心がさらに高まりました。地域で学び、地域から学ぶ私たち学生だからこそ、茨木で暮らす人々を意識し、住民の声を聞き、地域に密着した取り組みができるのではないかと思っています。今後も地域活性化のツールとなる学生参加プロジェクトを地域に根付かせていきたいです。

もともとソフトクリームが大好きだったことと、商品開発に興味がありこのプロジェクトへの参加を決意しました。大阪いばらきキャンパスの学生だけでなく、衣笠、びわこ・くさつキャンパスから11名の学生が集まり、今年1月、プロジェクトがはじまりました。このプロジェクトの目的は、地域に愛されるご当地ソフトクリームをつくることです。初めに日世の社員の方からソフトクリームの知識や機械の構造について教わった後、企業から提供を受けたベースとなる5種類のソフトクリームのなかからホップの香料にあうものを選んだり、ミックスと香料の配合、イベント当日の販売体制を決めていきました。イベント当日、販売車の前に並んだお客さんの列を見たときは、喜びよりも「すごい!」「こんなに並んでくれている!」と驚きの方が大きかったです。企業の方々にも「こんなに売れるとは思わなかった」との言葉をいただき、このプロジェクトに対するモチベーションもますます高まりました。
協力企業の方からは、商品づくりだけではなく、プロジェクトの進め方や当日の販売運営などについてアドバイスをいただきました。ある社員の方は自分の企画のようにとても親身に色々なこと教えてくれたり、私たちが気づかなかった衛生管理なども細かく確認してくれたので、最後まで円滑に進めることができました。私はゼミで「学生アルバイトのワークモチベーションやリーダーの行動」を研究していて、今回は代表として、リーダーや組織マネジメントを実践的に学ぶことができました。ゼミの学びをヒントに、今回のプロジェクトのメンバー全員でプロジェクトを進められるよう、メンバーのモチベーションを高めることを意識しました。様々な論文を読んで“適度にしかって適度にほめる”ことを実践したり、「仲間」と意識してもらえるような会話を心がけたりしました。メンバーの一人ひとりが発言しやすく、心地よい環境について考え、作り出すことができたのではないかと思います。
このプロジェクトを通じて、商品開発や商品を地域に定着させるマーティングへの関心がさらに高まりました。地域で学び、地域から学ぶ私たち学生だからこそ、茨木で暮らす人々を意識し、住民の声を聞き、地域に密着した取り組みができるのではないかと思っています。今後も地域活性化のツールとなる学生参加プロジェクトを地域に根付かせていきたいです。