中国琵琶から広がる表現の世界
日下七海さん(文学部2回生)
私は、二胡を長年弾いている母の勧めで小学2年生のときに中国琵琶を習い始めました。「琵琶」と聞くと「琵琶法師」とか「ゆっくりしたリズム」というイメージを持たれることが多いですが、中国琵琶の演奏は激しく、演奏を聴いた人からはそのイメージのギャップに「こんなにカッコいいんだ」と驚かれることが多いです。
中国琵琶には4本の弦があり、全部同時に弾くことで力強い音色が出せます。日本の曲は単音でメロディーを弾くことが多いので、演奏するときは楽譜に自分で追加をして琵琶の特徴を出せるようにしたりします。弦のはじき方や弾くテンポを変えることで、即興性やオリジナリティが出せるのもこの楽器の魅力です。
高校1年生の時、大阪国際音楽コンクールの民俗楽器部門で銀賞を受賞しました。琴や尺八、世界各国から来たマリンバやハープの奏者と一緒に競い合うのは貴重な経験でした。コンクールで受賞したことで、他の人にも認められるくらい楽器の魅力を出せるようになったと自信を持てました。

高校3年生からはコンクールで競い合うよりもボランティア演奏に力を入れ、二胡のグループと一緒に老人ホームや震災チャリティー、お寺や病院などで演奏しています。場所によってお客さんの反応が違い、それを直接感じられることは、表現を続ける上でいい経験になっています。
高校から中国語も習い、高校2、3年生のときに立命館大学孔子学院の中国語スピーチコンテストに出場しました。そのスピーチコンテストで出会った立命館大学の先生とのご縁で、大学入学後は孔子学院のイベントにときどき呼んでいただき、以学館ホールなどで中国琵琶の演奏をしています。

以前は演奏テクニックを伸ばすことを重視していましたが、人前での演奏が増えて、どう魅せたらいいかということも考えるようになりました。弾くときの体勢を変えて琵琶がきちんと見えるようにしたり、選曲やアレンジを工夫したり、見る人を意識するようになりました。
今後は中国以外の国の音楽、アニメや日本のポップカルチャーなど様々なジャンルの音楽を中国琵琶で演奏することにチャレンジし、今までとは違った形で中国琵琶にアプローチをしてみたいです。自分で演奏会を企画したり、ダンスとコラボレーションをしたり、自分だからできる表現を追及していきたいと考えています。

中国琵琶には4本の弦があり、全部同時に弾くことで力強い音色が出せます。日本の曲は単音でメロディーを弾くことが多いので、演奏するときは楽譜に自分で追加をして琵琶の特徴を出せるようにしたりします。弦のはじき方や弾くテンポを変えることで、即興性やオリジナリティが出せるのもこの楽器の魅力です。
高校1年生の時、大阪国際音楽コンクールの民俗楽器部門で銀賞を受賞しました。琴や尺八、世界各国から来たマリンバやハープの奏者と一緒に競い合うのは貴重な経験でした。コンクールで受賞したことで、他の人にも認められるくらい楽器の魅力を出せるようになったと自信を持てました。
高校3年生からはコンクールで競い合うよりもボランティア演奏に力を入れ、二胡のグループと一緒に老人ホームや震災チャリティー、お寺や病院などで演奏しています。場所によってお客さんの反応が違い、それを直接感じられることは、表現を続ける上でいい経験になっています。
高校から中国語も習い、高校2、3年生のときに立命館大学孔子学院の中国語スピーチコンテストに出場しました。そのスピーチコンテストで出会った立命館大学の先生とのご縁で、大学入学後は孔子学院のイベントにときどき呼んでいただき、以学館ホールなどで中国琵琶の演奏をしています。
以前は演奏テクニックを伸ばすことを重視していましたが、人前での演奏が増えて、どう魅せたらいいかということも考えるようになりました。弾くときの体勢を変えて琵琶がきちんと見えるようにしたり、選曲やアレンジを工夫したり、見る人を意識するようになりました。
今後は中国以外の国の音楽、アニメや日本のポップカルチャーなど様々なジャンルの音楽を中国琵琶で演奏することにチャレンジし、今までとは違った形で中国琵琶にアプローチをしてみたいです。自分で演奏会を企画したり、ダンスとコラボレーションをしたり、自分だからできる表現を追及していきたいと考えています。