お茶のPRに取り組む宇治茶レディに就任!
新林恵弥さん(文学部4回生)写真:左
武田彩佳さん(法学部2回生)写真:右
京都のお茶といえば「宇治茶」。宇治茶は、お茶の栽培に適した気象条件、立地条件に恵まれ、日本国内で日本の緑茶を代表的な3つの茶種(抹茶・煎茶・玉露)を生み出した歴史があり、日本緑茶のトップブランドである。今年4月、宇治茶の魅力を発信する「宇治茶レディ」の6代目に、新林恵弥さんと武田彩佳さんが選ばれた。

「京都の町並みが好きで、宇治茶は京都を代表するものだから、宇治茶をPRするお手伝いがしたいと思いました」と応募のきっかけを語ってくれた武田さん。地元の岡山を離れて立命館宇治高校に入学し、高校時代を宇治で過ごした。一方、新林さんは、宇治茶の生産地の一つである木津川市で育ち、茶農家を営む知人も多く、お茶の魅力を伝えたいという想いがあったという。
宇治茶レディの主な活動は駅やお茶屋、イベント会場で水出しの玉露などのお茶配り。一人ひとりにお茶を渡していく地道な仕事で、炎天下で一日中続くこともあるという。そのような中、茶葉の種類や宇治茶のキャラクターの説明を加えるなど、単にお茶を飲んでもらうだけではなく、理解してもらうことを心がけている。お茶を飲んだ人々が「美味しい!」「すごい!」、と喜んでくれることが、二人のやりがいや自信につながっているそうだ。

「こんなに宇治茶がすごいものとは思っていませんでした」と二人は口をそろえる。お茶の違いが分かる人や、伝統を受け継ぐ人々に出会い、活動を進めていくにつれて宇治茶に携わる人や組織の多さに驚いた。その宇治茶を広めていく看板としての責任を感じ、自覚が芽生えたという。「姿勢や挨拶、言葉遣いなど心がけるようになりました。また、私生活でも、自宅でお茶を点てたり、お土産に抹茶のものを選んだりするようになり、今まで以上に宇治茶を好きになっていました。もっと伝えたいという想いも強まりましたね。」と武田さん。お茶をメーカーの商品名で選んでいた新林さんは、「煎茶」「玉露」「碾茶(てんちゃ)」「かぶせ茶」などお茶の種類が気になるようになったという。「京都の南部で宇治茶をつくっていること、飲んでいるお茶にはたくさんの人たちが関わっている、想いが込められている、そういったことも知ってほしいと思うようになりました。」と語ってくれた。

今年、宇治茶は「日本茶800年の歴史散歩」として、地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語るストーリー「日本遺産」に認定された。「お茶に溢れる宇治に遊びに来て、まず飲んでみてほしい。」透き通った宇治茶のような、二人の純真な想い。活動を通じてお茶の奥深さや日本の伝統に触れ、お茶を“日本の誇り”と語るようになった二人は、自らお茶を楽しみ、多くの人と共有しながら、これからも宇治茶の魅力の発信を続けていく。

私たち宇治茶レディがJR宇治駅と京阪宇治駅でお茶をご提供します。
ぜひ皆さんもこの機会に宇治茶を味わってください!
《日時》10月4日(日)10時~16時
《場所)JR宇治駅・京阪宇治駅
《内容》 水出てん茶の振る舞い
「京都の町並みが好きで、宇治茶は京都を代表するものだから、宇治茶をPRするお手伝いがしたいと思いました」と応募のきっかけを語ってくれた武田さん。地元の岡山を離れて立命館宇治高校に入学し、高校時代を宇治で過ごした。一方、新林さんは、宇治茶の生産地の一つである木津川市で育ち、茶農家を営む知人も多く、お茶の魅力を伝えたいという想いがあったという。
宇治茶レディの主な活動は駅やお茶屋、イベント会場で水出しの玉露などのお茶配り。一人ひとりにお茶を渡していく地道な仕事で、炎天下で一日中続くこともあるという。そのような中、茶葉の種類や宇治茶のキャラクターの説明を加えるなど、単にお茶を飲んでもらうだけではなく、理解してもらうことを心がけている。お茶を飲んだ人々が「美味しい!」「すごい!」、と喜んでくれることが、二人のやりがいや自信につながっているそうだ。
「こんなに宇治茶がすごいものとは思っていませんでした」と二人は口をそろえる。お茶の違いが分かる人や、伝統を受け継ぐ人々に出会い、活動を進めていくにつれて宇治茶に携わる人や組織の多さに驚いた。その宇治茶を広めていく看板としての責任を感じ、自覚が芽生えたという。「姿勢や挨拶、言葉遣いなど心がけるようになりました。また、私生活でも、自宅でお茶を点てたり、お土産に抹茶のものを選んだりするようになり、今まで以上に宇治茶を好きになっていました。もっと伝えたいという想いも強まりましたね。」と武田さん。お茶をメーカーの商品名で選んでいた新林さんは、「煎茶」「玉露」「碾茶(てんちゃ)」「かぶせ茶」などお茶の種類が気になるようになったという。「京都の南部で宇治茶をつくっていること、飲んでいるお茶にはたくさんの人たちが関わっている、想いが込められている、そういったことも知ってほしいと思うようになりました。」と語ってくれた。
今年、宇治茶は「日本茶800年の歴史散歩」として、地域の歴史的魅力や特色を通じて日本の文化・伝統を語るストーリー「日本遺産」に認定された。「お茶に溢れる宇治に遊びに来て、まず飲んでみてほしい。」透き通った宇治茶のような、二人の純真な想い。活動を通じてお茶の奥深さや日本の伝統に触れ、お茶を“日本の誇り”と語るようになった二人は、自らお茶を楽しみ、多くの人と共有しながら、これからも宇治茶の魅力の発信を続けていく。
私たち宇治茶レディがJR宇治駅と京阪宇治駅でお茶をご提供します。
ぜひ皆さんもこの機会に宇治茶を味わってください!
《日時》10月4日(日)10時~16時
《場所)JR宇治駅・京阪宇治駅
《内容》 水出てん茶の振る舞い